~その60~ お客様を戻すためのアクション
~その60~ お客様を戻すためのアクション
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
前回のコラム(5月19日)では、プロダクトライフサイクルとイノベーター理論の考え方を活用して、段階的に取るべき施策を準備して実行することをお伝えしました。
5月7日から営業を再開しているホール様もあれば、5月下旬からもあります。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の取組みをしっかりと行いながらも、これからは来店促進のアクションも重要になっていきます。
基本的には『入替』によるアクションになります。
『入替』アクションですが、プロダクトライフサイクル上のアーリーマジョリティ(前期追随者:34%)とレイトマジョリティ(後期追随者:34%)のお客様の来店促進で、皆様のお店によって既に戻ってきているお客様の年齢層は異なりますが、現段階としては年配のお客様の戻りが遅い状況となっています。
まだまだコロナの不安があるという現実はありますが、それでも『入替』をキッカケに来店する可能性はあります。
そして、年配のお客様へ再来店を促進していくには、新聞折込の活用になります。
ちなみに、『入替』に関しては、認定機の再設置や中古の機種(もちろん今後自店で必要な機種ですが)の入替で、新台を購入する段階では無いと考えています。(新台も6月は・・・なので)
まずは、『入替』のアクションでチラシを配布して、どれくらいのお客様が戻ってくださるかの反応を見ながらの営業になります。
弊社のクライアント様には、6月15日(月)に認定機の再設置などでアクションを準備しているお店もありますが、新台では無いので開店日時はお客様の来店意欲が高まるタイミングがベストだと思います。
高齢のお客様であれば、偶数月の15日が本来は来店意欲が高まるタイミングになります。
家族からパチンコ店に行くのを止められている方もいたり、孫の学校が分散登校などで親の変わりに子供の相手をしていたりと、まだまだ「行けない」状況の方もいますが、それでも徐々に戻ってもらうためのアクションはかけていくべきです。
そして、6月の次のタイミングは25日以降となります。
今回の新型コロナウイルスでお金が厳しいというビジネスマンもいますが、「有るか無いか」の白黒思考でなく、「パチンコやスロットが好きで行きたかった」という方も存在し、使える額はお客様の事情によります。
今までは3万円のお小遣いだったのが、もしかしたら2万円になっているかもしれません。
使える額が減少しても打てる機種の訴求も、お店の中では重要になります。
短時間遊技に向いている機種など、お客様の事情が変わったのであれば『フダポス』をフル活用して“新しいレパートリー”となる機種を見つけてもらうサポートも今後の施策として重要です。
まだまだ、通常経費をまかなえるほどの粗利が確保できない現状としては、まずは損益分岐点までの粗利確保が重要になります。
粗利を確保するには、まだ戻ってきていないお客様の来店が重要な鍵となり、戻っても以前とは異なる遊び方になる可能性もあります。
『入替』による来店促進をしながらも、フダポスを活用してお客様それぞれの新しい遊び方も提案していくことが大切な段階です。
●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
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