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2024-04-30
投稿者
  
武内 臣介
  
~その259~ 自店の『台とお客様をつなげる』“コツ”
こんにちは!
『魅せる!感じる!』担当講師のリスペクトマインドの武内臣介です。

前回は、集客施策となる新台入替に加えて、新機種の機種ファンを増やして稼働促進するための【3ステップ告知法】についてお伝えしました。

3ステップ告知法は、告知のタイミングによって告知内容を変えていくもので、伝える内容はお客様の心を動かすポイントを盛り込むことが重要です。

今回のコラムでお伝えする『台とお客様をつなげる』“コツ”は、具体的にお客様の心を動かす告知内容にするための考え方になります。


◆商品説明で重要なこと

商品説明で重要なことは、『何のために商品説明をするのか?』という目的を実現する内容にすることです。
『台とお客様をつなげる』ことは、異業種であれば商品に興味を持ってもらい、価値を感じてもらい購入してもらうことになります。
当たり前のように思うかもしれませんが、パチンコ店における機種プロモーションは、機種に興味を持ってもらい、打ってもらい、“好きかどうかを判断してもらう”ステップがお客様にとって必要です。
異業種でもリピート商品に関しては、「買って良かった」という好きだという判断もあれば、「買って失敗した」ということもあります。
まずは、買ってもらう、利用してもらうことを目的にした商品説明や機種説明にすることが、目的を実現するプロモーション(販売促進)になります。


◆まずは自店のプロモーションをチェックする

プロモーションをチェックする場合、店頭ポスター、コーナー入口ポスター、台上POP、トイレ内ポスター・・・・それぞれの場所で、『台とお客様をつなげる』という最終目的を目指して、それぞれの場所でどのような役割を担うのかという目的も考えます。
チェックするには、それぞれの役割に応じた目的に照らし合わせて、その役割を果たせているかを確認することになります。
店頭ポスターの役割は?
コーナー入口ポスターの役割は?
台上POPの役割は?
・・・・・過去コラムで何度か書いていますが、AIDMA(アイドマ)の流れをどのように作るかを考えると役割が見えてきます。


◆『台とお客様をつなげる』“コツ”

最終的に『台とお客様がつながるか?』は、打って好みに合うか、合わないかをお客様が判断するので、最終的な部分はコントロールできません。
しかし、「打ってみよう」というところまではお店のプロモーションでやれることになります。
プロモーションでは、この「打ってみよう」という気持ちを喚起することを目指すのですが、それを実現するためには何を伝えるかに関して“コツ”があります。

“コツ”のポイントは【お客様が体験する価値を表現する】ことです。

前回コラムで[Pファンキードクター悪魔ver.]について事例を書きましたが、店頭ポスターでの役割はAIDMAのAとIを刺激する段階で、『大当りは究極の一撃12000発!を驚異の12分消化!』(右打ちのみであれば約8分くらい)というアテンション(注意喚起)とインタレスト(興味関心を高める)ことを目的にします。
コーナー入口ポスターでは、更にAIDMAのDを刺激する段階で、『超短時間の勝負が可能!』『大当り確率 約1/69.4で軽い初当りチャンス!』『遊技は単純明快!』という感じで、3つのポイントなどでデザイア(欲求喚起)を刺激します。
台上POPでは、私が作成している大当りフローだと、AIDMAのDでも「初当りから大当りはこんな流れなのか」という、簡単なフローの理解で最終的な「打ってみよう」という気持ちをデザイア(欲求喚起)するものになります。

この流れの伝え方は、お客様が体験する価値の視点で表現する『言葉を加える』ことが“コツ”を実践する方法になります。
例えば、『大当り確率 約1/69.4で軽い初当りチャンス!』という表現でお客様が体験する価値視点の言葉は『軽い初当りチャンス!』という部分になります。
『大当りは究極の一撃12000発!を驚異の12分消化!』であれば、『一撃12000発をたった12分で獲得できる』という部分になります。

このように“コツ”となるポイントを少し加えることで、「打ってみよう」と思う遊技動機を喚起するものに変えていけます。

コラムでは書ききれませんが、このようなプロモーション技術を磨きたい方はいつでもご連絡頂ければと思います(笑)
競合他店と差をつける一つのポイントにもなります。



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