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2024-05-07
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その260~【時事コラム】・・・パチンコ店登録数が「7,000店舗」を切った!!
さてGWも終わり、いよいよ【夏商戦】へ向けて舵を切るタイミングとなりますが、その前に「GWネタ」を一つ紹介させて頂きます。

ココに一つのアンケートがあります。その質問内容は・・・
【ゴールデンウィークの平均予算はいくら?】と言う質問です。
(※調査対象:全国の15歳から79歳の男女5,000名を対象)
アンサーは・・・【17,857円】と言う金額だった様です。
<参考>https://webtan.impress.co.jp/n/2024/05/02/46941#:~:text=2024%E5%B9%B4%E3%81%AEGW%E3%80%81%E5%B9%B3%E5%9D%87,%E3%81%AF%E3%80%8C27%2C857%E5%86%86%E3%80%8D%E3%81%A7%E6%A8%AA%E3%81%B0%E3%81%84&text=%E3%81%BE%E3%81%9A%E3%80%812024%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF,%E6%A8%AA%E3%81%B0%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

このアンケート調査から、ここ数年の推移と見ると・・・
「2021年=15,908円」
「2022年=16,407円」
「2023年=27,870円」(ココで一気に「1.7倍」に上昇している!
「2024年=27,857円」(昨年対比で、ほぼ同等の金額)

つまり、今年(2024年)の長期休暇での可処分所得の余暇金額は、『昨年と同等になる』と予想しても良いのでは?・・・と言う事。

昨年の「お盆休み」は「8月11日(金)~20日」までの最大10日間が見込まれていました。
今年は「8月10日(土)~18日(日)」の「最大9日間」となります。
今年の長期休暇期間は、【昨年対比=100%】は必須目標として、戦略を練って頂きたいと思います。

~さて本題へ~
2024年5月を迎えて、パチンコ店舗数は『遂に、7,000店舗を下回った』事となってしまいました。
 ※現在の【遊技場の登録店舗数】は、常に【遊技産業健全化推進機構】の登録店舗数を参考にしています。
 ※ちなみに、「全日遊連」様の組合員店舗数は、機構登録の概ね「90%程度」になります。(約10%は、非加盟店舗となる)

■では、今年2024年の『どのように推移してして来たのか?』
以下、【毎月1日】の登録店舗数と確認してみましょう。
・2024年1月1日・・・7,162店舗(これが、2024年スタートの店舗数)
・2024年2月1日・・・7,132店舗(-30店舗)
・2024年3月1日・・・7,087店舗(-45店舗)
・2024年4月1日・・・7,061店舗(-26店舗)
そして【2024年5月1日・・・6,973店舗(-88店舗)】となりました(涙
2024年に入って、4ヶ月間で【-189店舗の減少】となり、月間平均ですと、「-47.3店舗」となります。

当然ながら、M&A事案含めた「閉店と新規の差引の数値」ですので、登録抹消や新規登録のタイミング等でも前後するものと考えられますが、いずれにしても4月の新規事業店舗は、登録必須となりますので、現状「減る事はあってもむえる事な無い」と捉えて良いかと思われます。

■「分かっていた事」とは言え、内心では楽観視していなかったか?
諺に【真綿で首を絞める】とか、巷では【ゆでガエル現象】とか言われたりしますが、『何となくシュリンクしている気がする』とは感じていたものの『一応パチスロが好調だし・・・』『新機種の稼働もソコソコ良いし・・・』とか言いつつ、目を背けて来たような気が・・・しないでもありません(汗

■このペースで行くと、『2024年末の登録数は何店舗になる?』
4ヶ月経過で「-189店舗」と言う事は、単純計算ですと「年間で-567店舗」となり、結果【6,595店舗】となる計算です。

■いつの日か・・・【下げ止まる時】は来るのか?
普通に考えるならば、現在ユーザーの【参加人口&参加回数】が変わらすに推移する(と言う条件下)ならば、一旦『6,200店舗で下げ止まる』と想定しています。
そこからは「緩やかな減少スピード」となり、最終的には『遂に、6,000店舗を切った』と言う日が来るかもしれません。

その時は・・・
【全国遊技機台数】が「300万台を下回って」・・・
【1店舗の平均設置台数】が「500台を超えて」・・・
【全国の売上金額】が「13兆円を切った」・・・
などと言う報道になる事が予想されます。


■近代パチンコの<遊技場の市場推移>を再確認してみる。
1995年末が、店舗数が最高値「18,244店舗」となっていた。
あの時から「早30年が経過」して今、2024年を迎えています。
『あの時から、何があったのか?』
『あの時から、何をして来たのか?』

振り返り(反省含め)は必要だと思う。
しかし今「こうなってしまった」事の、犯人探しは意味を持たない。
重要なのは、『この先の未来を、どう生き残るか?』になる。
ぜひ、次の未来を模索して頂きたいと願う次第です。

<参考資料>~【【遊技場の市場推移】~2024版(JPG)

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