~その59~ 遊技機の撤去期限について考察
皆さん、こんにちは!ワクワクランドの涌嶋士郎です。
今回は、先般の「旧規則機の取り扱い」に関する パチンコ・パチスロ産業21世紀会の決議内容に基づく遊技機の撤去期限について考察してみたいと思います。
●高射幸性回胴式遊技機については、それぞれ当初の検定切れ、認定切れの日付までに撤去するものする。
これに関しては、当初の予定通り変更なく行われるので特に問題はないと思います。
●回胴式遊技機のノーマルAタイプは、当初の検定切れ、認定切れの日付から7ヶ月(210日)以内に順次撤去を行う。
これに関しては、該当する主な機種として下記が挙げられます。
①ニューアイムジャグラーEX‐KT(撤去期日2021年1月末)約32.000台
②ニューキングハナハナ‐30(撤去期日2021年2月末)約5.600台
③ニューパルサーDX(撤去期日2021年5月中)約7.200台
④ゴーゴージャグラーKK(撤去期日2021年7月中→10月)約49.000台
これらの機種は、撤去期限ギリギリまで全台設置が可能です。
但し、代替え予定機種をシリーズ後継機と想定するのならば、早めの手当てが必要であると考えます。
●上記以外の遊技機については、2020年12月31日までに撤去することとし、2020年5月20日時点の設置台数の15%を目途に毎月撤去を行う。
これに関しては、機種によっては、恩恵を受ける機種、受けない機種が出てきます。
恩恵を受ける機種は、沖ドキ!と沖ドキ!‐30が該当します。
当初の設置期限6月上旬から12月末まで7ヶ月延長された点(東京都)は本機の稼働・売上・粗利貢献度を見れば一目瞭然でしょう!
但し、問題点もあります。
それは、地域によっては認定有効期間が5月20日以前になっていたホール様は設置が不可で撤去せざるを得ないといった差別化が生じている点と沖ドキ2の納品設置が完了しているホール様は今後、沖ドキ2の運用をどう対処していくかが大事なポイントになると思います。
この点についてはファンキー3の動画内で解説していきたいと思います。
又恩恵を受けなかった機種では、アクロスのハナビBH(初期青パネル)が該当します。
本機はRTが付いている点がノーマルAとみなされなかった理由で設置期限は、2020年12月31日となっていますが、ハナビBHS2(黒・白パネル)は設置期限が2021年11月30日となっています。
今後、初期青パネルを撤去する際の代替え機として5.9号機のハナビ通が最適ではないでしょうか!
●当初2021年1月1月以降に検定切れ、認定切れとなることとなっていた遊技機の取り扱いについての対処については、日を改めて取り上げたいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。