~その56~マルハンに学ぶコロナ対策を兼ねた新しい取り組み
皆さん、こんにちは!ワクワクランドの涌嶋士郎です。
今回は、新型コロナウイルス感染対策について5月7日に株式会社マルハン様が発表された対応策をこの場で共有すると共に皆様のホール様でも取り組んで頂きたい箇所を取り上げてみたいと思います。
まずは、マルハン様が講じる対応策をピックアップ致します。
・賞品カウンターに飛沫防止ボードの設置
・密集を避ける対応の実施(開店前・賞品カウンター前などの行列を防止する対応)
・お客様へマスク着用の依頼
・お客様入店時の検温の実施
・お客様へ簡易手袋の配布
・隔台遊技の実施
・越県のお客様の来店のお断り
・従業員のコース巡回の廃止
・従業員のドル箱リフトサービスの廃止
・喫煙室の人数制限
・レストスペースの利用制限
・筆談ボード、定型文ボードの準備
・営業時間の短縮
以上となっております。
この中で新型コロナウイルス感染対策も兼ねる福祉的サポート対策が1つだけ見受けられます。
それは、【筆談ボード、定型文ボードの準備】の取り組みです!
この取り組みは聴覚障害者ユーザーが困らないように最低限のコミュニケーションができる試みといえるでしょうか。
多くの方がご存知ないと思われますが、いわゆる耳の聴こえない聴覚障害者の方は意外と多数存在します。
耳が聴こえないだけでそれ以外は健常者と何一つ変わらないので見分けにくい点があるのも事実です。
そして、一般のパチンコユーザーと共に遊技を楽しんでいる聴覚障害者ファンが大勢いることを、マルハン様は相当以前から把握されています。
よって、【筆談ボード、定型文ボードの準備】は店舗によっては、かねてから行われていたようです。
聴覚障害者ファンもマルハンに行けば、筆談ができることを知っているのでマルハンに自然と聴覚障害者のパチンコファンが増えていくのも納得がいきます。
近くにマルハン様が有っても無くても、聴覚障害者ファンがいることは間違いない事実ですので、コロナ対策というよりもコロナが収束した後に、改めて聴覚障害者ファンを迎え入れる最低限の取り組みとして行ってみる価値は高いといえるのではないでしょうか!?
究極の目標はホール内に【手話のできるスタッフ】を常勤させることが一流のホールの証になるのはいうまでもないでしょう!