~41~ 6号機「アイムジャグラー」について考察
皆さん、こんにちわ!ワクワクランド 涌嶋士郎です。
今回は6号機「アイムジャグラー」について考察してみたいと思います。
SアイムジャグラーEX
(スペック)
BB
280枚を超える払い出しで終了(294枚の払い出し)
平均獲得枚数約252枚
RB
98枚を超える払い出しで終了(112枚の払い出し)
平均獲得枚数約96枚
ベース:約40G
ボーナス合算確率
設定①:1/168.5
設定②:1/161.0
設定③:1/148.6
設定④:1/142.2
設定⑤:1/128.5
設定⑥:1/127.5
出玉率
設定①:97.0 %
設定②:98.0 %
設定③:99.5 %
設定④:101.1%
設定⑤:103.3%
設定⑥:105.5%
因みに6号機からボーナスの獲得枚数は以下のように変更されています。
【ボーナスの獲得枚数】
■第一種限定BB
285枚を超える払い出しで終了(300枚払い出し)
最大獲得枚数:280枚
・役物比率60%
・高ベース
・低TS
■第一種二種混合BB
210枚を超える払い出しで終了(225枚払い出し)
最大獲得枚数:210枚
・役物比率70%
・低ベース
・高TS
これにより、本機は第一種限定BBに分類されます。
因みに5号機ジャグラーは、全て第一種二種混合BBとなっています。
メーカー開発としては、300枚以上獲得できる5号機ジャグラーから100枚以上も減ってしまう2種BBの採用を見送り、6号機第一弾は約250枚獲得できる第一種限定BBを採用し、アイムジャグラーとして販売することとなりました。
今現在、市場に設置されているジャグラーシリーズ総計は約387.000台で、その内6月中に約84.000台が認定切れで撤去されます。さらに11月中に約132.000台、翌年1月末で171.000台がそれぞれ撤去されます。
本機の納期は5/10から6月にかけて約55.000台程納品予定となっています。
ちょうどアイムジャグラーシリーズの撤去に合わせた代替え納品となりますが、圧倒的に供給数が足りない状況です。
ここで最重要ポイントになるのが、5号機アイムジャグラーの代替え機は必ずしも6号機アイムジャグラーでなくてはならないのでしょうか!?
5号機アイムジャグラーは上述の通り低ベース・高TS・役物比率70%の二種BBです。
短時間出玉率も400Gで300%未満と6号機の220%未満と比べ大きく異なります。
6号機アイムジャグラーは、5号機アイムジャグラーと比較してベースは高くなり、ボーナス確率が軽くなっているわりにボーナス出現率が10%ダウンしているのでホール側としては売上・粗利が見込めにくい機種になっています。又、ユーザー側からするとTYが約70枚減った上にボーナス連荘や大当り回数が減少しているので体感的に勝率の低い機種であると判断するでしょう。
そうなると5号機アイムジャグラーが撤去された後はユーザーが他の5号機ジャグラーへ移行・回遊することは至極当たり前で6号機ジャグラーが支持されるとは言い難いのではないでしょうか。
ジャグラーの代わりはジャグラーであっても6号機の出玉試験ではノーマルタイプを作ることは大変厳しい状況となっています。
ノーマルタイプに拘って作られたアイムジャグラー(第一種限定BB)ですが今後のパチスロ動向次第ではノーマルタイプ市場は縮小し、代わって擬似ボーナス搭載のAタイプ仕様の方がスペック的にもバランスの取れた良台が出てくる可能性が高いと思います。
結論付けるのなら、6号機アイムジャグラーの結果を見た上で今後のノーマルタイプの編成を考えても充分間に合うといえるでしょう。
擬似ボーナス搭載のジャグラーが近未来に登場することを期待しています!