~その40~パチンコ【新内規スペック】はいつ登場するのか?
お久しぶりです。<パチンコ担当>・TKCの髙橋です。
昨年年末から噂されていた【内規変更】の話ですが、『いよいよ始動している』との事で、ここであらためてその「全容ルール」を明らかにしてみましょう。
【パチンコ】だけでは無く、【スロット】に関しても後述しておきますので、ご確認くださいませ。
◆根底となる根拠「2018年2月」の規則改正から、紆余曲折あれど「1年と10ヶ月」が経過した「2019年12月2日」、やっと警察庁が【風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準について(通達)】として、106ページに及ぶ書面が発せられました。
それを契機に、パチンコは元より、スロットに至るまで「規則の新解釈」によって、【内規の変更】が加速する事となりました。
◆【日工組】<パチンコ~内規変更>昨年「12月26日」に策定され「今年1月6日」に正式発表となりました。
内規変更と言うよりは、『「新しい内規の追加」と言った方が良い』内容は、以下の通りです。
●新しい<電サポ時短>仕様について(1)規定回転数での時短発動・・・
いわゆる「天井形式」の発動で、「○○○回転で時短発動」となります。
⇒①:特賞確率(低確率)分母値の「2.5倍~3.0倍」で発動。
⇒②:時短回数は、「低確率分母の3.8倍」まで。(※設定等で、その回数の変動はしない)
⇒③:電サポ中のベース値は、100%を超えないこと。
(2)大当り以外での時短突入・・・
いわゆる、「突然時短突入」となるモノで、当り以外の特定図柄で発動する。
⇒①:特定の「時短作動図柄」が揃って発動(※特賞抽選と別に、同時に「時短抽選」が行われる)
⇒②:時短回数は、「低確率分母の3.8倍」まで。(※設定等で、その回数の変動はしない)
⇒③:発動は、「低確率時」にみに限定される。
⇒④:電サポ中のベース値は、100%を超えないこと。
●<大当り後の時短性能>について(3)特賞後の時短回数・・・
従来の「100回転まで」は廃止され、「制限は無し」となった。
⇒但し、いわゆる「天井形式」の時短機能が付加されている場合は、「その回転数が上限値」となる。
●<リミッター機能>について(4)2種類の保持・・・
従来の「1種類だけ」から、今後は「2種類が可能」となった。
⇒条件は、「初回の特賞にて確定」する事となる。
(仮に「7回と3回」の場合、初回3回リミット確定の場合、連チャン中のリミット追加は出来ない。)
●<保通協申請>と<リリース>について保通協の申請は「2020年1月6日」から。
適合後の販売は、「2020年4月1日」から。
◆【日電協】<スロット~内規変更>さて、引き続き【スロット】の内規変更について、以下に記しておきます。
コチラは、『以前にあり、5号機で内規規制されていた事を復活させる』内容なので、【復活内規】と呼んでいいのかもしれませんね。
なので、この仕様を【6.1号機】と呼ぶのか?・・・『まだ確定していない』のかもしれませんね(汗)
●<遊技演出系>として(1)本来の遊技性能と関係無く、ボタン等でのいわゆる「疑似遊技」が可能。
(2)回胴部を隠してしまう様な、ビデオリールの搭載が可能となる。
●<遊技機性能>として(3)特定時にATの抽選確率の変更や、天井ゲーム数の延長が可能となる。
いわゆる「スラッシュAT」と呼ばれる仕様が可能となる。
●<保通協申請>と<リリース>について保通協の申請は・・・
「疑似遊技」に関しては「2019年12月3日」から。
「ビデオリール」と、「スラッシュAT」に関しては「2019年12月17日」から。
適合後の販売は、順次「検定適合」から。
◆今後の展開予想さて、いよいよ【新内規】機種がこの春からリリースされる事となりますが、それは、『特に集客効果がある訳では無い』でしょう。重要な事は『稼働が安定するスペックに仕上がるかどうか?』になりますね。
【スロット】に関しては、過去の実績データがありますから、『それをどう6号機に適応させるのか?』が課題になりますが、【パチンコ】に関しては、「全く新しい仕様」になりますから、本命機種の前に『チャレンジ機種がリリースされる』事でしょう。
それらを含めて、今後の機種選択・機種評価を鑑みる事にしましょう。