フダポスTOP  >  PSコラム  >  ~その39~ 自店にとっての課題を明確にする
2020-01-14
投稿者
  
武内 臣介
  
~その39~ 自店にとっての課題を明確にする
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。

2020年に突入して既に2週間が過ぎようとしています。
2021年1月末の全撤去に向けて、入替計画は既に3月以降を想定しながら進めていると思います。
今年はさまざまな課題に向き合い、自店におけるベストを選択し、更には修正しながら挑戦して好ましい結果を出していく連続になります。
私も皆様と一緒に知恵を絞って取組んで参ります。

『全撤去』という課題に対して、自店にあったペースで撤去していくという方向性は明確ですが、その課題に対して出てくる問題をクリアしながら進めていくことになります。
現状もクライアント様と議論して、修正しながら進めているものが、『お客様喜ばせ競争』によるシェアと稼動アップの取組みと、『撤去離反回避』の取組み、更には『粗利と粗利構成比の変化に対応する』というものです。
もちろん、細かい課題は戦略シナリオの中で多数ありますが、上記の3つは【お客様を減らさず(増やして)、自店からの離反を回避(やめていくファンを作らない)し、粗利をしっかりと稼いでいく】という基本的な課題です。
入替を進めていくには、当然ですが入替費用がかかり、それは粗利の中から支出していきます。
今年に関しては内部留保や借り入れで対応するという法人様もいるとは思いますが、粗利が低下すれば当てられる入替費用も減少してしまいます。
新規則機に移行するにしても、P4円・P低貸し・S20円・S低貸しの中でも、何を優先して移行するかは、お店によっては【粗利の構成比率】を見ながら進めていく必要があります。
粗利の額が10%減少しても対応可能というホール様もあれば、現状の粗利が減少すれば入替計画も予算を減らさなければならないというホール様もあります。

各ホール様や法人様それぞれで、大きな方向性(全撤去)は同じであったとしても、どう対応していくかの道筋は異なります。
「何をやったらいいか?」という一般論の答えを求めるのではなく、とにかく【自店にとっての課題を明確にする】ことから始めて、自店として現状から考えられる自店にとってのベストを選択して、もし間違っていればすぐに修正するという連続になります。

残りの期間で、残りの旧規則機を入替する場合、『毎月の入替予算×残月数÷残旧規則機=入替平均単価(1台当りにかけられる入替費用)』はお店によって異なります。
さらに、新規則機を導入したら、基本的には出来る限り使いこなしていくことも求められます。
入替をしてファンをつける努力をしなければ、置いておくだけの機種になってしまいます。
いずれにしても、【自店にとっての課題を明確にする】ことから、具体的に何をどのようにしていく必要があるかの『方法』を考えて結果を出していくことが重要です。
山積する問題に対して、自店がどう対応していくかは、今後の情報収集も今まで以上に重要だと思います。
私も皆様に有益なご提案や仮説を伝えられるように情報を集めながら知恵を絞って参ります!




●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
エッセンスだけ抽出した【法人様向けの3時間セミナー(有料)】があるので、気軽にお問合せくださいませ。

●リスペクトマインド(株)のお問合せ先
弊社のサイト内にある『お問合せ』からお気軽にご連絡ください。
http://www.respect-mind.com/
※弊社サイトでも、毎週火曜日更新で『価値づくり』のコラムを書いております。

●『遊技ビジネス最前線』では、ホールに特化した戦略系のコラムを書いております
https://saizensen.biz/
ファンキースリー講師
人気の記事
新着記事
アーカイブ