~その42~ フロー系機種とストック系機種
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
1月があっという間に終わり、2月がスタートしました。
今月は慶次とバジリスク絆の導入があるので、市場が活性化することを願うばかりです。
2021年の1月末までに、残りの旧規則機を全国的に撤去していくので、年間の入替台数は当然増えるはずです。
入替が増えると、少なからずとも市場が活性化するので、これを好機と捉えていろいろチャレンジしていく年になります。
チャレンジはしていくのですが、今年の課題としては『最終的な機種構成をどうしていくか?』があり、私のクライアント様では既に着々と進めています。
中古の導入も積極的にやらないと予算的に全撤去に対応していけないクライアント様が多いので、【欲しい機種が・手頃な価格 】で導入できる段階から、自店において最終的に必要な機種の仮説を立てて導入しています。
全撤去ということは、今までお店で安定して稼いでくれた機種も検定認定切れのタイミングで外す必要があります。
今年のホール様にとって最大の問題は『粗利問題』だと考えています。
既に始まっていますが、旧規則機のバジリスク絆とハーデスの撤去でスロットの粗利構成比率が下がったお店もあると思います。
今後は更に、安定して稼いでいた機種が撤去され、導入した機種が同じように粗利を稼げなければ、じわじわと粗利が確保できない状況も想定されます。
このようなことにならないよう、お店では【フロー系の機種】と【ストック系の機種】に分けた考え方で、導入機種や設置比率を考えていくことをおすすめします。
ちなみに、【フロー系の機種】とは、簡単に言うと1年もたない機種です。
【ストック系の機種】とは、高稼働でなくても安定稼動と安定粗利がとれて、長期間使用できる機種です。
4円や20スロではフロー系の機種でも、低貸しに導入するとストック系の機種になるものもあります。
全撤去で入替の回転数が2回転できる予算のホール様は、どんどん新台を導入して圧倒的な1番店を目指すのも良いのですが、残りの旧規則機を入れ替えていく1台当りの平均入替単価が20万~30万のお店は、中古でも一度設置したらしばらくは使いこなしていく必要があります。
出来れば【ストック系の機種】を新規則機でも増やしていきたいと考えるのが自然です。
ちなみに、まだまだ中古でストック系の機種は購入できます。
あくまでも、自店においてどんなカテゴリーの機種がストック系の機種になるかを分析する必要はありますが、ヒントとしては『コンテンツが一般的に広く知られている』『土日のお客様が遊技しやすい』『短時間でも当り体験がしやすい』など、ストック系の機種の傾向はあります。
あとは、自店においてベストな機種構成を考えていくことになります。
もちろん、大当りフローPOPなどで機種訴求してファンをつける努力は必要ですが、ファンがつきやすい機種を選定することがストック系機種にしやすいものになります。
ぜひ、中古で購入できる機種は今のうちに検討してみてください。
●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
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