~その30~ 自店のファンを減らさないように
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
フダポス会員の皆様は、大当りフローPOPやスペックPOP、機種訴求に関しての必要性を理解し、店舗内での活用が進んでいるものと思います。
過去の高射幸性機の撤去や4号機から5号機への移行などで、測定できないが必ず起こっているものが【撤去離反】というものです。
この【撤去離反】は、普段の新台入替などでも起こるのですが、これから2021年1月までの約13ヶ月は、旧規則機から新規則機への移行が進むので、自店で新しい機種のファンを増やす取組みが無いと、知らないうちに撤去離反を加速させることになります。
私の支援先様では、会員分析で来店回数と来店累計を毎月出して取り組み状況の成果を把握しています。
来店回数が、月に1~5回、6回~10回、11回以上に分け、それぞれの人数と回数を掛けた来店累計を把握します。
ある店舗の例では、来店回数が11回以上のお客様が全体の2割の人数に対して、この2割のお客様の来店累計が6割という状況がありました。
来店回数が11回以上のお客様の中には、年齢は高い世代で、新台にあまり反応しない、レパートリーが少なめというお客様がいます。
もし、好きな機種がある日突然、撤去されていたとしたら・・・
まずは別のレパートリー機種に移行してくれると思いますが、撤去が進むにつれて好きな機種が全て無くなってしまったら、パチンコやスロットを打つ理由が失われていきます。
好きな機種が無くなると、ワクワクや楽しみにするという気持ちが薄らいでいきます。
ここから撤去離反の流れになるのですが、来店回数が11回以上のお客様が一人離反するというのは、仮に20回であれば20回分の稼動が低下することになります。
来店回数と来店人数分析は、これから起こる撤去離反を測定していく指標になります。
フダポス内の機種訴求ツールを活用して、どのように新しい機種のレパートリーを作るお客様サポートを行うか、仮に撤去離反したときに、何かしら呼び戻すためのツールとのつながり(高齢者でもLINEを活用する人が増えています)をLINE@で作っておくなど、今から地道に始めなければならない活動があります。
フダポスの販促ツールをフル活用して、自店の撤去離反を回避する取組みを早急に実施していくことをおすすめします。
●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
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