~その214~ 顧客を【離反させるお店】【ファン化させるお店】の違いは?
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
○業界外の経営者(友人と書きます)
「武内さんがパチンコ業界に関わっていると聞いていたから、先日はじめてパチンコ屋さんに一人で行ってみたんですよ!」
○武内
「おー!一人で行くなんて勇気ありますね。で、どうでしたか?」
○友人
「事前に武内さんにいろいろ聞いていたので、なんとなくイメージはしていましたが、素人が一人で行っても何をすればいいか全く分かりませんね」
○武内
「パチンコかスロットのどっちで遊んだのですか?」
○友人
「店員さんに聞こうと思ったけど、店員さんが少なくて忙しそうだったから、結局は何もしないで帰ってきちゃった」
○武内
「あー・・・そうなるよね。」
まあ、未経験者が一人で行くなんてあまり無いかもしれませんが、これが今のお店の現状ということになります。
何度かコラムで書いている、『若者へのヒヤリング』は今も継続していますが、面白いことに聞けば半数以上は「興味あります!」という答えが返ってきます。
ただし、「友達が連れて行ってくれたけど、何が楽しいのか分からなかったので、もう行かないと思います」という人もいます。
このようなことが“私たちの知らないところ”で起こっているということに、もっと目を向ける必要があります。
1.参加率の確認(2022年 業界データブックより)
○それぞれの世代ごとに取組みを考える必要がありますが、本来は一番高くなる『20-24才』の参加率が下がっていることが大きな問題では?
2.≪速効性≫と≪遅効性≫の活動
○≪速効性≫の取組み『新台入替・イベント・・・などの集める取組み』
○≪遅効性≫の取組み『増客プロセスの中で、価値による“台とお客様のつながり”を作りと、新規獲得・離反回避の取組み』
3.≪遅効性≫の土台があって、≪速効性≫の取組みが活きてくる
4.ファン化の土台が無いお店は顧客を【離反させるお店】
○私たちの商売は、≪商品説明が必要な業界なのに、商品説明が弱い!≫
○台とお客様のつながり”を作れるお店が【ファン化させるお店】
※[~その211~『商品(機種)とお客様をつなげる力』が、今驕の店舗営業の明暗を分ける]も参考にしてください。
⇒
https://fudapos.cfy.jp/column/single.php?id=254 (こちらから)
(最後に)
若かりし頃を思い出すと、大人の世界だと思っていたことに興味があり、社会人になってから、『あんなところ』『こんなところ』・・・・いろいろ行きました(笑)
各世代それぞれ取組みが異なるのですが、離反させない取組み、新規を獲得する取組み、ビギナーの方がリピートする取組み・・・・という施策があるからこそ【ファン化させるお店】作りが可能になります。
新台入替の量や出玉量などの競争関係も当然ありますが、それらの武器はあくまでも【ファン化させるお店】の土台があって活きるものです。
今回ご紹介した内容以外にも、知っておくべきことはありますが、自店チェックの参考にして頂ければ幸いです!