~その142~「2022年GW迄」のパチンコ戦略【3大課題】
再び、全国に「まん延防止等重点措置」が発出され、1月25日現在想定される地域は、「29都道府県」にまで広がって来ています。
一応、確認の意味で羅列しておきます。
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【9日】~広島・山口・沖縄
【21日】~東京・群馬・埼玉・千葉・神奈川・新潟・愛知・岐阜・三重・香川・長崎・熊本・宮城
【要請】~北海道・福島・茨城・栃木・静岡・大阪・京都・兵庫・福岡・佐賀・大分
【予定】~長野・島根
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さて、今回の【コラムテーマ】は、具体的な機種評価云々では無く、それにも関連する事となる【パチンコ3大課題】となります。
ともあれ、意識した上で今後の「機種選択」「営業選択」の参考になれば幸いです。
(1)【ポスト・エヴァ15】の機種評価と機種選択と台数選択。
強いて言うならば『8月盆前迄は』とも言えるかもしれませんが、ホールが【装置産業の側面】を持っているとするならば、「集客・稼動」に貢献できる機種「選択~導入」は、重要なファクターになるでしょう。
そこで、今後の「ミドル機種」選択において重要となるのが、新台導入タイミングの各々時々において『自店舗(エリア)の【エヴァ15】の稼動を凌駕できるか?』を、新台選択基準に一つにすると良いでしょう。
『チョット無理かも』と思う場合は、「無理の無い、それなりの判断」とすべきで、しばらくは『その新機種は、エヴァ15の稼動を超えられるか?』がキーポイントになりそうです。
(2)【源さん超韋駄天】の整理整頓。
「2020年4月」にリリースが始まった【P大工の源さん超韋駄天YTA】ですが、増産~追加導入を繰り返し、遂に「全国8万台超え!」と言う販売台数となりました。
ぶっちゃけ『2020年は源さんの年!と言っても過言では無い』状況でもあり、その「集客・稼動・粗利」の面において、最も貢献し1機種でした。
しかし、そのユーザー支持も2021年後半からの「牙狼」「ユニコーン」の登場で陰りが見え、今となっては「多大数はお荷物」状態でもあります。
ホール側としては、この超韋駄天ブームの収束に対して『どのように対応していくのか?』が問われる事となります。
いわゆる、【減台による圧縮効果】は必然の流れなのですが、ではその『減台した場所に、どの機種を設置するのか?』は大きな問題で、このユーザー移行がうまくいくのか?失敗に終わるのか?は、メイン島構成している多くのホールの一つの課題となります。
島構成として【継続率=90%以上のスペックタイプ】に拘るのか?【確率帯=319】に拘るのか?・・・おそらく【島構成全体の稼動維持】を目指すならば、『選択肢は2つしかない』となるでしょう。
付け加えるならば、 <4月・源さんBLACK>の存在も思案のしどころとなりますね(汗)
(3)【海物語シリーズ機】の稼動安定。
前述したように、再び「まん防の発出」で高年齢層・行動範囲の狭い層のユーザーの「来店回数の減少化」の可能性が出てきます。そして、その顧客層の対象となりやすい機種が、海シリーズ機種であり、特に【1パチの海】への影響は大きくなると考えられます。
特に【2月】は、今年初の「年金受給の月」であり、ある程度「1パチの稼動の底上げのタイミング」だったのに、「まん防の発出のエリア」では、それを逸してしまう事になりそうです。
ちなみに、【1パチの稼動底上げ】を狙う際は、『一度出玉率を上げる』事をオススメします。
狙いは、各々ユーザーの【貯玉個数のアップ】であり、その結果
『その貯玉が残っている限り、再来店が見込める』と言う原理原則に基づいての戦術となります。
<最後に・・・>
特段に難しい話でもない、ある意味「当然の思考」と言っても言い【3つの課題】ですが、「この課題の対処がうまくいった」とその先には、『その次へのチャレンジがやりやすくなる』と言うご褒美が待っています。
ぜひ、思考停止せずに、チャンレンジして頂きたいと願っております。