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2021-06-08
投稿者
  
武内 臣介
  
~その112~≪3つの顧客視点で機種の価値提案を考察する≫
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。

今回は、≪3つの顧客視点で機種の価値提案を考察≫していきます。

その前に、「ちょっと変だよパチンコ業界!」と思う点について皆様と共有したいことがあります。
私たちの商売は、【台とお客様のつながり】が作れなければ成り立ちません。
言い方を変えると、お客様が「この機種が好き!」となる“つながり”です。
結局のところ、毎日来店する方も、あまり機種に詳しくないライトユーザー、まったく機種を知らないビギナーの方も、全てのお客様が“台とつながる”ことが欠かせません。
“つながる”というのは、機種に対して価値を感じている状態になります。
しかし、『価値も分からない商品には興味も関心もわかない』という当たり前のことを前提にして、【台とお客様のつながり】を作る施策が圧倒的に不足しています。
それが、「ちょっと変だよパチンコ業界!」と思うところです。

お客様が“台とつながる”までの基本的な流れは、『おやっ!(注意喚起)⇒ふむふむ(興味関心)⇒面白そう(欲求喚起)⇒今度打ってみよう(記憶)⇒打ってみた(行動)』によって、“面白かった”という気持ちが生まれるときです。(AIDMAの流れです)
この流れを、お店の中で実現することが【台とお客様のつながり】を作る土台になります。

そこで、本題の≪3つの顧客視点で機種の価値提案を考察する≫ことが、上記の取組みのヒントになります。

≪3つの顧客視点≫とは、
①投資金額 ②投資時間 ③期待するもの
です。

①投資金額と②投資時間に対して、③期待するもの(勝ち体験・当り体験・気晴らし・・・・)が満たされる『可能性を感じる』かどうかです。
例えば、既にクライアント様で実施して【台とお客様のつながり】を実現している「短時間でも楽しめるコーナー」という価値提案の販促内容があります。
そのコーナーには、ライトミドルの1種2種を中心に設置して、フダポス内にある大当りフローの台上POPを機種が分かる状態の施策を行っています。
・「短時間でも楽しめる」(「おやっ!」という注意喚起と、「ふむふむ」となる興味関心)
・大当りフロー台上POP(「なるほど」「面白そう」となる欲求喚起)
ここから、その場で打つ場合もあるし、記憶して後日仕事帰りや短時間でも空き時間があれば打ってくれる可能性が高まります。

ちなみに、このコーナーには甘デジパターンもあり、突破型で見返りが中程度の機種を集めて訴求する方法もあります。
このように、機種の特徴を3つの顧客視点で考えて価値提案をしていくと、パチンコもスロットも、お客様がそれぞれの事情や期待するものを満たす可能性を感じて“台とつながる”可能性が高められます。

あとは、年代によるターゲットによって、注意喚起と興味関心が高まる価値提案を工夫してパターンを増やすことになります。
まずは、「ちょっと変だよパチンコ業界!」とならないよう、商売の基本となる【台とお客様のつながり】が出来る土台があって、新台入替や中古入替、さまざまな施策の効果が高まりますので、ぜひとも『フダポスをご活用下さい!』と、フダポス営業で今回のコラムを締めくくります。





●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
エッセンスだけ抽出した【法人様向けの3時間セミナー(有料)】があるので、気軽にお問合せくださいませ。

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