~その111~S新ハナビを徹底考察する!
皆様、いつもご覧いただきありがとうございます。
ワクワクランド涌嶋士郎です。
5号機のハナビBHの撤去が来年に延期されたにも関わらず7月4日納期で6号機新ハナビがホールに設置されることとなりました。
試打する前は5号機ハナビが市場にある以上動かないのでは!?といった先入観がありましたが、見本機を試打したらそのような気分はどこかに吹っ飛んでいきました。
率直に言って大変面白い機種であると感じました。
先ずは
①枠内赤七狙いでもチェリーの取りこぼしが発生しなくなった。
ブランク/リプレイ/リプレイ揃いがチェリーの代用役になったことで狙えるリーチ目が格段に増加!配列変更によりリーチ目総数2800種類→3500種類に!
②たまやチャレンジを搭載したことで、次ゲームで変則打ちによるリーチ目探索が楽しめる!
③新消灯法則として3消灯以外のパターンでルールを追加したことでマニア度アップ!
④RB消化中の技術介入難易度をプレイヤーが任意で選べる!
⑤今作より、BB中のハズレは“バラケ目”になり10枚払い出し+Vフラッシュで高設定示唆に!
⑥完全攻略で出玉率102%が与えるユーザーへの訴求効果大!
⑦右リールからのビタ押しBB図柄揃いで5号機ハナビのBBサウンド発生可能!
以上の要素を確認しながら試打した結果、5号機ハナビよりもゲーム性が大変向上していることが分かり本機に対して良いイメージが持てました。
問題は出玉性能になります。
6号機ノーマルタイプのMY値は約1500枚程度ですが、本機の平均TYは1798枚(設定①)と高い数値となっています。
1000枚over率:85.5%
2000枚over率:34.0%
この数値を裏付けるポイントとしてボーナス(BB/RB)終了後の持ちコイン推移が挙げられます。
BB終了後の持ちコイン推移イメージ
■Sアイムジャグラー
ボーナス終了時:所持コイン252枚
40G経過時:所持コイン202枚
100G経過時:所持コイン127枚
【201G経過時】:所持コイン0枚
■S新ハナビ
ボーナス終了時:所持コイン202枚
【40G経過時】:所持コイン220枚(RT40G)
100G経過時:152枚
【234G経過時】:所持コイン0枚
両者を比較してみたところ、BB獲得枚数はSアイムジャグラーの方が50枚も多いにも関わらず、RTと高ベースの関係で新ハナビの方が33G多くボーナスの抽選が可能となっています。
RB終了後の持ちコイン推移でも新ハナビの方が22G多くボーナスの抽選が可能です。
そしてボーナス合成確率も新ハナビの方が圧倒的に軽い設計の為、連チャン率、平均MY、2000枚over率などでSアイムジャグラーを凌駕しています。
よって出玉性能的に6号機A PROJECTではNo.1!
特に設定⑥のポテンシャルは5号機並みといえるでしょうか!?
懸念材料である完全攻略での出玉率102%(設定①)ですが、現実的にエスパーでもない限り不可能といえます。
何故なら下記の現象が必ず起こりうるからです!
①リーチ目出現で既に3枚のコインロス発生!
②フラグ判別するのに追加コインロス発生!
③RB消化中の1枚役は高頻度で発生!
2コマ目押し失敗時は4枚役or6枚役入賞
④ハナビチャレンジはMAX20Gですが、平均すると12G程度でJACKINするのでジャスト20G完走は無理!
⑤上記に関連しますがハナビチャレンジがパンクするとハナビゲームは消失するケースあり!
以上の要因を考慮すると実際の市場出玉率は客層にもよりますが、およそ99.5%~100.5%程度で推移すると予測します。
RT機能やART機能を搭載した機種で出玉率が100%を超える機種開発は基本的に相当困難を極めると聞き及んでいます。
人気シリーズの代替え機の中でも【バジリスク絆】と【ハナビ】だけは特別であると考えます。
導入台数は全体の2~3%が適正であると思います。