~その62~ 新台入替をせずに低貸パチスロの稼動を上げる
皆さん、こんにちは!ワクワクランドの涌嶋士郎です。
今回は新台入替をしないで低貸パチスロの稼働を上げていく手法についてのご提案です。
多くの店舗におかれましては、営業再開から約1ヶ月が経とうとしていますが、年配者を中心としたユーザー離れが顕著に出ているように思います。
これらのユーザーが今後市場に戻ってくる保証はなく、もしかしたら二度と戻ってこないと仮定した上で今後の施策を構築していくことが必要ではないでしょうか。
それは、今ホールに来訪しているユーザーの来店頻度をさらに高め、且つ滞在を延ばす手法であると考えます。
営業が再開した現在、私は、ほぼ毎日店舗の稼働状況の視察と同時に低貸しパチスロコーナーの6号機だけを選んで毎日3~4時間打ち続けております。(今後も続けていく予定です)
その結果として一つの結論にたどり着きました。
6号機のゲーム性・ゲームフローについては、メーカーによって差があるものの創意工夫のなされた完成度の高い機種が多数存在していることを改めて実感しました。
同時に出玉ボリュームの低さ、CZからの成功率の低さ、モード移行の鈍さ、TY・MY値の低推移、天井突入の多さ、レア役成立時の“塩対応”、単発駆け抜けなど様々なデメリットシーンを体験しました。
恐らく私が打った全ての機種は、設定①であったと推測します。
全ての機種で大当りするまで打ち続け、そして全て飲まれるまで打ち続けてわかったことは、設定①を投入放置したままの場合、6号機の本来兼ね備えている【ゲーム性・ゲームフロー】が大きく削がれてしまい、全く味気のしない、つまらない作業に変貌してしまうということです。
お客様の中には勝ち負けよりも低予算で遊べれば良い!と思っている方が大勢いらっしゃると思われますが、遊べると楽しめるは別問題ではないでしょうか。
基本的に設定②以上を投入した場合は、設定①よりも液晶演出は賑やかになり、設定示唆演出も設定①否定が頻繁に出ます。
間違いなく設定①よりも楽しめる要素が増えるでしょう。
設定②の出玉率は100%未満が大半なうえ損益分岐も10割を超える店舗が多数ありますので粗利が取れないということにはならないと思われます。
それよりも客帯を上げて稼働を延ばす方が最終的には粗利額アップに繋がるのではないでしょうか。
全台設定②以上の投入が難しいというのならば、例えばメインのシマ(最低でも5台以上のシマ)に毎週金曜日の夜、出したい機種を店内移動させて土曜日・日曜日にそのメインコーナーに設置した機種を大々的に甘く運用すれば、集客効果、稼働促進効果、設定を使っている“お店”という宣伝効果などが見込めます。
このような取り組みを毎週機種を変えながら継続的に行えば、全機種に新たなファンが付いてくる可能性は高いのではないでしょうか。
低貸コーナーに設定を入れている店舗は少ないので即効性があると考えられます。
台あたりの予算に関しても低貸なので安くて済みそうです。
台数規模が大きくなれば成るほど効果も大きくなりますし、平均イン枚数も以前より相当アップするでしょう。
何よりパチスロ好きなライトユーザーが増えてくれれば最高に嬉しいです!
どうぞ、一度試してみたら如何でしょうか!?
ちなみに1ぱちでも使える手法かと存じ上げます。