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2019-12-10
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その31~パチンコ・2月機種で『大丈夫なのか?』と言う不安(汗)
お久しぶりです。<パチンコ担当>・TKCの髙橋です。

『「来年2月」の最注目機種は?』と聞かれれば、誰もが【P花の慶次~蓮 L16-V】を筆頭に上げる事になるでしょう。
ホールの「機種選択」としても、『買わない』『要らない』と言う心情には成り難く、ぶっちゃけ『有るに越した事はない』と言えるコンテンツ機種でしょう。

そのあたりを含めて、先ずは・・・
【P花の慶次~蓮 L16-V】の「機種評価(★評価)」をしてみましょう。
・【集客貢献力】★★★★★(コンテンツ知名度とユーザー注目度はNO1評価)
・【稼働貢献力】★★★★ (唯一の懸念は、「CR慶次2漆黒」とのユーザー対比)
・【粗利貢献力】★★★  (甘い損益分岐S値と瞬発的な赤字率への懸念)
・【売上貢献力】★★★  (「玉単価=1.75円」想定として、ミドルでは普通評価)
・【資産貢献力】★★★★ (「3ヶ月後=25万円」としての★評価になる)
・・・以上が「私の評価」になる。

【P花の慶次~蓮 L16-V】総評。
最も重要なキーワードは【集客力の大きさ】になるだろう。おそらく「2月機種」の中で、『この機種を超える集客力を持つ機種は無い』と言っても過言では無いでしょう。しかし最大の懸念は【稼働貢献の維持】になるだろう。無論その要因となるのが【CR真・花の慶次2 L10-VH(漆黒の衝撃)】の存在になる。
現在の全国設置台数は「約6.5万台」と推定され、その安定した【稼働維持力】は、「CR真・北斗無双FWN(推定8万台)」・「CR大海物語(推定9万台)に次ぐ稼働維持力を見せている。そしてココまでのブランド化が成された以上「特化したスペックがある」事は否定できない。その「特化したスペック」とは、ご存じの通り【確変右打ち】時の【全て16R=2,400個】と言う特化性になる。

さて、ココまで定番化された<慶次スペック>に対して、『「右打ち10R=1,500個(=70%)」と言うスペックのユーザー評価がどうなるのか?』と言う問題になります。
過去には、「北斗の拳」も「海物語」も、どんな新機種も『この機種には勝てない』と言う結果が出ている。これが『最大の心配事』になりますね。

では『どう運用すべきなのか?』を考えてみたい
●【パターンA】⇒自店舗に「慶次2漆黒が無い」場合。
<慶次~蓮>を導入する目的は、他店舗の「慶次顧客」を自店舗に呼び入れる事にある。その為には最低限「他店舗と比較して同程度の新台台数が必要」となる。もしも『それが叶わない』場合、【次の目標】は『自店舗のユーザーを流出させない事』になる。その為に最も有効な手法は、<損益分岐点のスタート値をキープする事>になる。つまり、「低い玉粗利での運用」が必要となる。
●【パターンB】⇒自店舗に「慶次2漆黒がある」場合。
<慶次~蓮>を導入する以上、【最高の目的】は『「漆黒」と「蓮」を共存させる』事にある。その為の「キーワード」は<同一のスタート値>と<同じ出玉率>の運用になる。そして「優先順位」は【同一のスタート値での運用】になります。
そして、そのスタート値での運用が、結果的に【同じ出玉率】になる様な<通常ベース値の適切な数値管理>が「セカンドポイント」となる。決して「漆黒と同じベース値にする」事が目的では無い事を理解すべきです。

『新台を活かす』方法だけの思考では無く、『他の遊技機を活かす』事に繋げる手法を検証し、実践し、『結果を出す』事が最大の目的である事を再認識し、2020年最初のビッグコンテンツを使いこなして頂きたいと思います。
ファンキースリー講師
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