~その257~【P魔法少女まどか☆マギカ3】~6月の話題独占となれるか?
4月になって、2024年(令和6年)の年度新期が始まりました。
ちなみに【偶数月】は【年金支給月】となりますが、公的年金受給者は『全国で何人くらいいるのだろう?』とちょっと気になって調べてみました。
「厚生年金」と「国民年金」がありますが、公的年金の実受給権者数は、厚生労働省の発表で「令和3年度末現在=4,023万人」と公表されており、現在でも【概ね4千万人くらい】かと思われます。
いずれにしても、【一つの来店動機】に該当する人も多々いると思いますので、本年度も【偶数月の対応】も更にきめ細かな対応も重要かと思われます。
さておき「本題」ですが・・・
今回のコラムは<P魔法少女まどか☆マギカ3LM3>について、その【新機種の価値】について、掘り下げてみたいと思います。
(※ちなみに、#PR案件では無いので悪しからず・・・ですwww)
■スペック概要(製造メーカー:オッケー.)
・仕様概要・・・1種2種混合・普図抽選タイプ・ラッキートリガー搭載
・特賞確率・・・(低)1/199.9(高)1/62.2
・RUSH突入率・・・時短120回(10R)=1.0% 時短60回(4R)=54.0%
・RUSH継続率・・・
【マギカRUSH】=時短60回+残保留4回(継続率=64.6%)
【アルティメット超RUSH】=時短120回+残保留4回(継続率=86.6%)
(※残保留中の大当りは「マギカRUSH」中の振分けになる)
・出玉性能・・・下4R=400個 ・上10R=1,500個
・出玉特徴・・・RUSH時は「全て10R」
・本体枠・・・新枠【ベルーガ】初登場
●遊技機評価(★1~最大★5個)
【集客貢献力】★★★★★⇒高い版権知名度&「新枠」発登場
【稼働貢献力】★★★★ ⇒分かりやすいライトミドルスペック
【売上貢献力】★★★ ⇒「玉単価=1.95円」想定
【粗利貢献力】★★★ ⇒等価分岐千円S値=17.0回
【資産貢献力】★★★★★⇒初動4週=70万円~5週以後=50万円(推測)
●「2つ」の集客効果要因とは?
(1)コンテンツの知名度!
・初代<CRぱちんこ魔法少女まどか☆マギカH2(1/319)>は「2017年8月」のリリース。
・2代目<Pぱちんこ魔法少女まどか☆マギカ2H5(1/319)>は「2019年10月」のリリース。
・本機種の3作目は「約6年弱」の期間を経て、新枠【ベルーガ】&【ラッキートリガー】搭載で登場する。
・その他、SLOTでは「ユニバ系」から「初代=2013年12月」⇒「2=2016年9月」⇒「A=2017年12月」⇒「叛逆の物語=2019年9月」⇒「劇場版=2021年8月」⇒「前後編フォルテ=2023年11月」・・・と「5機種」がリリースされている。
コンテンツ的には「若年~中年層向き」のコンテンツでもあり、パチンコにおける<ラッキートリガー>搭載機としても、若年層の集客~稼働が重視される中、現状においてベストマッチングに近い1機種と評価する事になる。
(2)新枠【ベルーガ】の注目度!
【KYORAKU】の本体枠は、2017年から長連に渡り使われて来た「激震枠」が2024年にて終わりを告げて、いよいい「P機の新枠」=「ベルーガ」として【オッケー.】からのリリースとなった。
(※現状では、「京楽産業.」から「P機」のリリース予定は未定であり、しばらくは【P機=オッケー.枠】となる模様です。)
新枠の注目ポイントは【ツインハンドル】と命名された、本体センター部分のハンドルになる。(※SANKYO・スマートハンドルと酷似形態)
このハンドルに関しての【メーカー・PRアナウンス】として、『2のつく日はツインハンドルの日』として、SNS等による拡散が始まっている。
※同形状のハンドルは、現在は「SANKYO系」があるが、今回の「KYORAKU系」に続き、今後「ニューギン」からのリリースされる予定ではあるが、『合同キャンペーンになるかどうか?』は全く未定です。
■過去に類を見ない【先行導入プロモーション】
既にご存じの方も多いとは思いますが、本機種の先行「テスト導入」として「2024年4月11日~25日まで」の2週間限定して、直営店【サンシャイン平針店・10台】の導入営業がされている。
(※撤去後のスペースに、『何の機種が導入されるのか?』は未確認です。)
■営業粗利の構築
(1)先ずは「売上予想」
過去の、「ラッキートリガー搭載のライトミドル機」の初動(2週間)データ参照
・「アリア=2.06~2.31円」(1.9台)
・「オバロ=2.15~2.43円」(2.3台)
・「このすば=1.83~2.11円」(1.5台)
・「座頭市=2.07~2.43円」(2.1台)
と言う事で、「初動1週間1は「.90~2.15円」程度と予想します。
(2)次に、「粗利構築」
前述した通り、【等価分岐千円S値=17.0回】であり、【11割分岐千円S値=18.2回】となります。
ご存じの通り、仮に「通常B値が上下変動」しようとも、この分岐数値は変わりませんが、有効S値は連動変化しますので、ご注意ください。
一応「下限B値=15%」とした場合、「10割分岐S=5.77回」「11割分岐S=6.19回」となりますので、ご参考までに。
10割分岐営業でも「有効S=5.5回」は確保したいところですね。
■<総評>
結論として、コンテンツ的にも注目度にしてみても、『導入検討して良い』と言う判断をする1機種ですが・・・
【リリース台数=10,000台】と言う事で、ホールさんの「導入平均ロッド=3.3台」と想定した場合、【導入店舗数=3,000店舗】程度。
「同=2.5台」と想定した場合、【導入店舗数=4,000店舗】程度となる。
<ラッキートリガー>と言うキーワードに対しては、賛否両論はあるものの、現状では「高評価」と判断して良いと思います。
但し、この先『該当機種数が増える』と、「機種次第で稼働が分散する」事は予想されまうので、機種選択において『ラッキートリガー搭載なら何でも良い』と言う訳には行かない事でしょう。
よって、【自店舗の顧客層に見合った機種選択】は必須となります。
コンテンツとそれに伴う「ユーザーからの期待感」を汲み取りつつ、今後の機種選択の参考にして頂ければ幸いです。