~その254~【Pラブ嬢3(1/319)】の検証
桜前線も北上中の折、皆様いかがお過ごしでしょうか?
人の活動も活発になり始めるこの頃・・・
【ホール営業】としては「GWを迎える為の4月の営業」のストーリーの確定を。
【新機種選択】では、「GW明けの営業戦略に準ずる機種」をする時期になりました。
とは言え、パチンコのメインとなる【ミドルスペック機】においては『新機種のリリース数が少ない』言う現状での中、現在「5月=1機種」リリースの【Pラブ嬢3 K1YZ6】について、検証しておきたいと思います。
■RUSH突入後の「3000発連チャン」が魅力的。
販売機種名【Pラブ嬢3~極嬢のハーレム体験~】
・特賞確率・・・(低)1/319.6 (高)1/30.7
・RUSH・・・「突入=80.0%」「継続率=71.6%」
・出玉性能・・・
<特図1> <時短>3000発=2.0%(「時短=34回」+「残保=4回」)
<特図1> <時短> 450発=78.0%(「時短=34回」+「残保=4回」)
<特図1> <時短> 450発=20.0%(「時短=なし」)
<特図2> <時短>3000発=50.0%(「時短=34回」+「残保=4回」)
<特図2> <時短>1500発=50.0%(「時短=34回」+「残保=4回」)
■同じようなスペック機種
型式名【P北斗の拳 暴凶星 SFPA】
・特賞確率・・・(低)1/319.7 (高)1/10.7
・RUSH・・・「突入=60.0%」「継続率=74.7%」
・出玉性能・・・
<特図1> <時短>3000発=5.0%(「時短=10回」+「残保=4回」)
<特図1> <時短>1500発=55.0%(「時短=10回」+「残保=4回」)
<特図1> <時短>1500発=40.0%(「時短=なし」)
<特図2> <時短>3000発=50.1%(「時短=10回」+「残保=4回」)
<特図2> <時短>1500発=30.6%(「時短=10回」+「残保=4回」)
<特図2> <時短> 200発=19.3%(「時短=10回」+「残保=4回」)
≪P北斗の拳暴凶星の再確認≫
重要なキーファクターはRUSH時の【3000発当りの比率】と言われる。
この「50%」と言う数値が特徴的である<北斗暴凶星>の稼働貢献は、「2023年5月」のリリースから、現在「稼働貢献=45週継続中」とずば抜けており、「中古価格」は再販売がありながらも、現在「70万円前後」での相場感になっている。
■2機種の「出玉性能」の比較
<Pラブ嬢3> <P北斗 暴凶星>
RUSH突入率・・・ 80.0% 60.0%
初当り出玉・・・ 3000 or 450 オール1500
RUSH時出玉・・・3000 or 1500 3000 or 1500 or 200
【RUSH突入率の差=20%は大きい】
『RUSH突入率が高い』と言う事は、プレイヤーの「3000発=50%」の体験率が高くなると言う事であり、計算上では・・・
<ラブ嬢3> =319.6×80%×50.0%=1/799
<北斗暴凶星>=319.7×60%×50.1%=1/1045
この「甘くなった20%の差」は大きいと思われ、軍配は<ラブ嬢3>に上がります。
【反面「持ち玉再遊技」の観点からは不安も残る】
それが「初当り時の出玉量」であり、特に通常当りを引いた時の残念出玉個数。
<ラブ嬢3・3R=450個><北斗暴凶星・10R=1500個>である。
初当り残念当りを引いてしまったプレイヤーからすれば、再遊技の再に「その玉差=1050個」(実質980個・約4,000円相当)の追加投資を迫られる事になる。
(※時短突入時の出玉差も同様ではあるが、RUSH突入しているので省きます)
この「プラス面」と「マイナス面」を総合比較して、今のプレイヤーにとって、『どちらが求められるのか?』の判断が必要です。
あくまでも私個人としては、『やっぱりRUSH突入率の高い方が良い』と言う事になりますが・・・
■最後に総評
いずれにしても【販売(予定)台数=5,000台】と言う状況でもあり、近隣店エリアでの状況にもよりますが、導入店舗数は「2000店舗台」に収まるかと想定されます。
現在<P北斗の拳 暴凶星>の導入の有無によっては、「その対抗馬として」または「RUSH=3000発機の共存」も視野に入る1機種でもあり、導入に関して『十分に検討の余地あり!』と思われます。
《追記》
問題は・・・【コンテンツ・演出の違い】が大きくあるが、『このスペックにマッチしているのか?』と言う課題が残ってはいる事(悩