~その253~ 重要な2つの取組みとなる【既存顧客リピートと新規顧客開拓の両輪】
こんにちは!
『魅せる!感じる!』担当講師のリスペクトマインドの武内臣介です。
前回のコラムでは、4月とGW最大集客に対しての準備に加えて、どのような視点で価値を伝え、来店動機を高めるかなどについてお伝えしました。
今回は、『いろんなお客様』に対して重要な取組みを考える上での基本をお伝えします。
1.既存顧客リピートと新規顧客開拓は常に両輪で取組む
今年の4月は昨年5月のGW後にアフターコロナとなって初の4月であり、更には初のGWとなります。
どれくらいの休眠ユーザーが戻るかは不明ですが、既存顧客だった方々が来店したくなるような『来店動機』となる価値を伝えなければ来店促進はできません。
現在でも来店促進を図るネタ(価値提案できるもの)は多数あるので、ラッキートリガーや好調なパチンコ&スロット機種をフル活用して集客を図ることが大切です。
それらの取組みは、新社会人などの方々で「社会人になったらパチンコやスロットをやってみたい」というマインドの方々の来店促進にもなります。
常に既存顧客リピートと新規顧客開拓を意識した両輪の取組みが、特に連休前には大切な施策になります。
2.『いろんなお客様』は、『どんな状況のお客様なのか?』を想像する
“お客様”と言っても『新大学生』『新社会人』『離反した方(男女・年齢層・背景などさまざま)』・・・・多岐に渡ります。(前回も書きました)
さらに、パチンコやスロットに対する知識量や情報量にも差がありますが、現在もライトユーザーの方や新規のビギナーの方には優しくないお店作りになっています。
フダポスをご利用の方々は、ライトユーザーの方々に向けたプロモーションを意識して取組んでいると思いますが、取組んでいる中でも更に「何が必要か?」を考える際は、お客様の状況を想像する視点が有効です。
3.プロダクトライフサイクルとイノベーター理論でお客様を想像する
ランチェスター戦略の市場参入編で使用しているスライドですが、古い理論でも基本として大切なことを考える上では重要な内容となります。
プロダクトライフサイクルは『導入期・成長期・成熟期・飽和期・減衰期』の流れで、何もしなければ商品やサービスの市場への浸透から、商品やサービスに飽きて離反は起こります。
よって、お客様が離反しないように既存顧客リピートの取組みと、自然離反は起こるので新規顧客開拓の両輪が必須になります。
その際、お客様の傾向を踏まえてプロモーションをしていくのですが、その傾向や状況を想像するのがイノベーター理論の『イノベーター・オピニオンリーダー・アリーマジョリティ・レイトマジョリティ・ラガード』というタイプになります。
詳しい説明は省略しますが、マジョリティ層の68%は情報に対して受け身の傾向があるので、お店が価値を感じてもらえるようなコト視点の価値提案となるプロモーションを行うことが必要です。
4.最後に
新台入替を行う際に常に意識するべきポイントは、『その機種をどのように伝えたら打ちたくなるのか?』という視点です。
機種名だけでは価値を感じません。
イノベーターとアーリーアダプターの16%の方々は自ら情報を得て判断しますが、参加率の減少原因となるものの中で重要なものは、マジョリティ層の離反を起こす「つまらなくなった」と、新規顧客開拓とならない「何が面白いのか分からない」という問題を解消していないという点です。
大型連休は少なからずライトユーザーの方々や、知識や情報が乏しい方々も来店します。
このチャンスでリピート促進出来る準備があるのか、来店したけど離反してしまうのかは、お店の価値提案プロモーションにかかっています。
ライトユーザーの方でも「面白い!」という機種が見つかれば来店回数と滞在時間が増えていきます。
ぜひ、チャンスを活かすGWになるよう、今回のコラムを参考にして頂ければ幸いです!