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2024-01-02
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特別コラム
  
『新年明けましておめでとうございます』
2024年・・・『新年明けましておめでとうございます』(祝!)

今年の干支は【辰年】。
『昇龍の如く運気も舞い上がれ!』と心から願う、新たな年を迎える事となりました。
今年も波瀾万丈!?、魑魅魍魎!?、混沌渦中!?・・・の業界動向かもしれませんが、近未来を見据えつつも『また今年1年を乗り切る』事を願って止みません。
そんな不安も抱えつつも迎えた2024年ですが、新年を迎えるにあたって、【3つの観点】を書き記しておきたいと思います。

●「辰年生まれの人口=1,005万人」
12ある干支の内「人口順位は第10位」。
ちなみに、12歳の人口(104万人)を除くと「24歳以上=901万人」となります。

【年男・年女】は『年神様の加護を受けるので良い事』とされておりますし、当然「還暦の祝い」の方もいらっしゃいますので、もし機会があれば「会員様」に向けてDMを送る様な事も検討されてみてはいかがでしょうか?

【生まれ年一覧】
・12歳=平成24年(2012年)~人口=104万人
・24歳=平成12年(2000年)~人口=127万人
・36歳=昭和63年(1988年)~人口=135万人
・48歳=昭和51年(1976年)~人口=180万人
・60歳=昭和39年(1964年)~人口=163万人
・72歳=昭和27年(1952年)~人口=163万人
・84歳=昭和15年(1940年)~人口=112万人
・96歳=昭和 3年(1928年)~人口= 22万人

■【観点1】~2024年のパチンコ店軒数は『何店舗から始まる?』
【健全化推進機構】の登録店舗数を確認すると、「2023年12月27日」現在で【7,165店舗】となっておりますので、概ねこの登録店舗数から始まる事となります。

ちなみに、昨年2023年は「7,782店舗」から始まりました。
そして現在「7,165店舗」ですから、その差は【617店舗(51.4店舗/月)の減少】となっており、減少率は「7.93%」となりました。
(※当然ながら、この機構の登録店舗数は「閉店店舗-新規登録店舗」の実数である事から、実質的な閉店店舗数は「減少率よりも高い数値になる」事も付け加えておきたいと思います。)

さてそれを踏まえた上で『2024年はどうなる?』と言うと・・・
業界(ホール)動向は現状のままの推移だとすると、今年のGWを迎える頃には『遂に7,000店舗を下回る』事と推測されます。

■【観点2】~2024年の「遊技機の販売状況(動向)」はどうなる?
【2023年の実績】(※推測値)
パチンコ~「2022年=約104万台」⇒【2023年=約97万台】
パチスロ~「2022年=約72万台」⇒【2023年ー約75万台】
昨年は、以上の様な推移となっています。

さて、それを踏まえて『今年はどうなる?』と予想するならば・・・
パチンコ~【2023年=約97万台】⇒「2024年=90万台」!?
パチスロ~【2023年ー約75万台】⇒「2024年=70万台」!?
・・・と、『共のダウンする』と推測しています(汗。

その要因としては、大きく以下の【3点】になるかと思います。
(1)単純に、店舗数の減少に伴い、購入店舗数が減る。
(2)店舗間競争も一旦落着き、1機種の導入ロット(台数)が下がる。
(3)設備投資費用の負担が、遊技機購入費を圧迫する。
大きく俯瞰すると、この【3つ観点】から、新台購入の総台数は『減る事はあっても、増える事は無い』と予想しています。

逆に、『ならば、当店としては!』と一気に新機種導入を加速させれば、「その集客貢献力は昨年よりも高くなる」と言う事も言えると思いますが、「現段階以上の利益率の上昇は客離れの原因となる」可能性も鑑みると、どこかで妥協点を探す事になると考えられます。

■【観点3】外的要因としての【設備投資】について。
(1)一つは【更なるスマートユニットの追加投資】がある。
ホールにおける「スマート化の占有率」が既に十分な台数になっているホールもあるとは思いますが、大半は『まだその余地がある』かと思われます。
また、パチスロにおいては「メダル機のリリースは減少」し、基本的には「スマパチのリリースが中心となる」事は必然の流れとなるでしょう。

パチンコにおいては、『まだP機の販売が中心となる』と予想されますが、今年「2024年の後半」には「スマパチの内規見直し」の可能性も否定できない上に、メーカーもスマート化にシフトする事も想定の一つにしておく必要も感じます。

2018年2月に改正風営法遊技機規則が施行されて、今年2024年2月で「6年経過」となります。
<遊技機の使用期間>においては、「2020年~2021年」に「検定・認定期間の1年間の延長」が認められたものの過去のお話。
何はともあれ、2024年中には、2021年検定の遊技機の検定満了、及び「認定機の期限切れ」も発生するタイミングになる。
そのタイミングに合わせて、「新機種への入替」または「スマート機の導入・増台」となると、思わぬ設備投資の増額も強いられる可能性も高い。

(2)「7月3日(水)」~【新紙幣の発行と流通】
既に<新500円個硬貨>は「2021年11月1日」から発行されているが、今年には【1万円・5千円」・千円】の新紙幣がの発行が決定されている。
それに伴い、ホールの玉(メダル)貸しサンド・ユニットは、新札識別への対応に迫られる事は必至となる。
その対応コストは、メーカー又は各サンド毎に異なるが、『0円で済む訳では無い』。
また、玉・メダルサンドの対応をしても、その後にスマートユニットに変更するとなると、無意味な設備投資になる事も有り得る。

そうなる事が予想されるならば、最初から思い切って『スマートユニット化にする』事は、上記(1)の【スマートユニットの追加投資】を誘発する一因にも成り得る。
更には、伴い「店舗リニューアル」等を仕掛ける店舗も出て来る事も予想される。

いずれにしても、ホール都合では無い【外的要因による設備投資】は必至の流れである事は否定できない訳だ。

●<まとめ>・・・それでも、頑張る2024年!
2024年も、その大小に問わず様々なチャレンジはあるでしょう。
そのチャレンジは、2023年までの【過去の成功体験】で乗り切れるのだろうか?
ひょっとすれば、【新しい思考・価値観】がプラスで必要となるかもしれません。

いずれにしても・・・
●【ビジネスの3要素】とは?
 ⇒「ヒト」「モノ」「カネ」
●【ビジネスモデルの4大構成】とは?
 ⇒「顧客」「価値提供」「提供方法」「収益モデル」

以上、この【要素】と【構成】を再熟考し、各々のホール・法人において、2024年以降の新モデルを検証・実行に移し、新しい成功を得て頂きたいと思います。

そんな願いを込めて【ファンキースリー代表:TKC髙橋正人】より、新年のご挨拶とさせて頂きます。
今後とも、「CFY」及び「フダポス」、そして「ファンキースリーコラム」を、よろしくお願い申し上げます。
ファンキースリー講師
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