~その235~ 新台導入時の初期稼働を上げる為の営業施策とは?
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
支援先や業界セミナーなどで、繰り返し伝え続けていることの一つに「好きな機種が無くなれば離反する」というものがあります。
どんな商売でも基本中の基本だと思っていますが、パチンコやスロットという商品を商売の道具にしている業界において、『商品とお客様のつながり』が欠かせないものになります。
この“台とお客様のつながり”を作り続けることが店舗営業では欠かせないもので、現在進行形でこの取組みは更に重要になっていきます。
それも、高い確率でお客様に台とつながってもらうことが課題で、私の前回コラムでは【月1回~2回のお客様の来店回数を増やす】ことについて書きました。
更には、先日のダブルインパクト4セミナーでもお伝えし、簡単ではありますがフダポスの有効活用方法もお伝えしました。
『更に重要な理由』は、少子高齢化は更に進み、人口減は確実な未来となっています。
年代ごとの絶対数が減少するなら、年代ごとの参加率を高めることが必須になり、それを自店で行うことが重要な課題となります。
★自店のファン化は、『自店の台とお客様をつなげること』が最重要で、≪新台(中古)の初期稼働を上げる取組みは、同時に台とお客様もつなげるものになる≫ということから、今日のテーマに移ります。
1.知らなければ打ちようが無い
当たり前のことですが、まずは『知ってもらうこと』から始まります。
知ってもらう取組みに関しては、月1回来店のお客様にも知ってもらう、しばらく来店していない方にも知ってもらうなど、誰を対象にするかでツールも検討する必要があります。
2.知っていても興味が無ければ打たない
今でもよく見かけるポスターは、『新台入替日・機種名』のみのものですが、興味が湧かなければスルーされてしまいます。
3.興味が湧いた後の“打ち気にさせる一押しが肝心!”
更に、興味が湧くメッセージを入れたプロモーションツールでも、「打ってみたい!」と思う一押しとなるポイントが肝心です。
4.初期稼働を上げるには、導入前にどれだけ「打ちたい!」と思うお客様を増やすか!
1~3の基本的なことをクリアしたお客様の絶対数が自店新台の初期稼働を担ってくれます。
それを実現する考え方が、古典的な理論ですが≪AIDMA(アイドマ)の法則≫になります。
≪AIDMA(アイドマ)≫
“お客様と台のつながり”を作る重要なポイント
A(アテンション)-注意喚起・認知
I(インタレスト)-興味関心
D(デザイア) -欲求喚起
M(メモリー) -記憶
A(アクション) -行動
古典的な理論ですが、リアル店舗には今でも非常に重要なもので、戦略シナリオの『店外(A・I)⇒店内(A・I)⇒コーナー(I・D)⇒台(I・D)』という流れを作るプロモーション(販売促進)を行っていくときに意識するべきものになります。
これをもう少し詳しくすると、下記の場所で≪AIDMA≫の流れが出来ているかをチェックします。
(AIDMAのそれぞれを、どこで行うか)
①店舗外観と店舗入り口(A・I)
②店内の装飾と誘導(A・I)
③店内機種のコーナー分け(モノ視点+コト視点)(I・D)
④分けた中でも強化したいもの(I・D)
⑤集客の武器(A・I)
⑥ひもづけ機種(強化機種)(I・D)
⑦集客後の価値付加や価値交換(I・D)
⑧次回来店促進内容(A・I・D)
①~⑧を実施することに加えて、今日のタイトル『初期稼働を上げる為の営業施策』を目的にした場合、何が重要で、何をやるべきかを考えてプロモーションを行う必要があります。
①~⑧は店舗内外ですが、SNSやチラシに盛り込む内容もAIDMAのAIDを意識したものになります。
導入前に訴求ポイントを『お客様の体験価値視点』で考えて盛り込むことが、打ちたいと思うお客様を増やして行く営業施策の基本となります。
●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
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