~その9~ 『P牙狼・P仕置人』のユーザー向けセールストーク
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
7月には各5万台販売の『P牙狼冴島鋼牙』と『Pぱちんこ新必殺仕置人』が導入されます。
私が思うに、現在の複雑化した機種においては、ビックタイトルだからといってこれまでの機種訴求と同じ方法では、ヘビー―ユーザー以外の方に「打ってもらう」ことは不可能だと思っています。
もちろん、話題性があれば機種のスペックを知らないユーザーも、“知らなくても打つ”ということはありますが、ホールで「打ってみたい!」というお客様をどれだけ増やせるかが、機種のファンを増やすことと、稼動アップへの道筋になります。
導入前からのセールスプロモーションにおいて、お客様が「導入されたら打ってみたい!」と思うようになるには、『どんなスペックで、どんな当り方(勝ち方)ができる機種なのか』を説明していく必要があります。
事前に、「打ちたい」というお客様の人数を増やすことが目的で、導入後は打ったお客様の声(どんなところが面白かったか)も含めて、継続的に機種訴求をしていくことになります。
この機種訴求に有効なのが【大当りフローチャート】で、お客様がどんな当りのプロセスで勝利をつかむかが明確になるものです。
ポイントさえつかんでしまえば、パチンコを打ったことが無いスタッフでも説明できるようになるので、繰り返し大当りフローチャートの勉強会をすれば、導入前の機種説明で「打ってみたい」と思うお客様の人数を他店よりも増やしていけます。
まずは、『P牙狼冴島鋼牙』から見ていきましょう。
確率は『1/319』、確変突入『33.2%』、ST機で継続率『約80%』です。
この機種の特徴は、払出し出玉が全ての当りでオール1500個あります。
よって、確変に突入すれば、約80%で1500個の出玉期待があります。
最近の4R当りなどの、せっかく確変を引いたのに出玉が少ないというストレスがありません。
大当り継続の仕方は、「高確率1/99を、160回転の時短で当てるもので、この継続率が焼く80%ある」というものです。
確変に入れば説明は比較的簡単ですが、突入率が約33%なので、これをお客様にどのようにポジティブな印象で説明するかが重要です。
「初当りの確変は約33%ですが、ノーマル当りでも払出し出玉が1500個あり、さらに時短が100回ついているので、ノーマルからの当り引き戻しを加えると約51%のチャンスがあります」という感じで、ノーマル1500個の出玉で、追い銭をせずに次を狙えるという点がポイントだと思います。
次に、『Pぱちんこ新必殺仕置人』を見ていきましょう。
確率は『1/319』、確変突入『50%』、ST機で継続率『約85%』です。
P牙狼と同じST機なので、お客様への説明がしやすいと思います。
この機種の特徴は、突入率が50%で、確変後のST継続率が約85%という点です。
ST中の高確率が『1/69』なので、130回転の時短で引き戻す確率が約85%というだけでなく、高確率が甘めなので次回当りのスピードが早いところも魅力です。
通常からの当りがオール3Rですが、突入は50%という点と、ノーマルでも100回の時短がつく点をポジティブに説明することが大切です。
高確中は、約85%で『10R割合60%、3R割合40%』でループする点が魅力です。
どちらの機種も、お客様に説明する際は、払出し出玉よりも実質出玉(打ち込みを引いた玉数)で説明した方がいいかもしれませんが、それぞれの機種の上記ポイントを『セールストーク』にして導入前の機種訴求をすると、「打ってみたい!」というお客様を増やすことが可能になります。
実際に、私のクライアント様では、中古の機種でも同様の取組みで機種のファンを増やしています。
導入日まで、まだ時間はあるので、ぜひ大当りフローチャートで機種の勉強会をして、現場で挑戦していくことをおすすめします。