~その199~ これから差がつく!【プロモーション力】
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
今回のコラムでは、これから進化させないと集客にもリピートにも大きく営業を及ぼす【プロモーション力】についてお伝えします。
◆お客様を無視したプロモーションになっていないか?
時間の経過と共に、お客様の中でも『反応する言葉、慣れて何も感じない言葉、意味が分からない言葉』などが変化します。
スマスロ導入の2022年11月からプロモーションに関する店舗視察を繰り返していますが、“ダメなプロモーションを平気で実施している”ケースが散見されました。
例えば、スマスロ導入時に≪スマスロ大量導入!≫としか掲示していないお店がありました。
今の業界はとにかく情報に関して受け身の一般ユーザーへの訴求が重要ですが、スマスロ大量導入と訴求されても、「スマスロという機種を大量導入するの?」と思われるだけで、更には≪大量導入≫という言葉も一般ユーザーには刺さらなくなっています。
過去に効果があった言葉や表現が今でも同じように効果が有るとは限りません。
◆価値が伝わらなければ遊技につながらないという事実
業界全体と全国のホール様で協力して行うべき最重要な取組みは、『いかにユーザー参加率を上げるか』『いかにリピート率を上げるか』という、商売としての面白さや楽しさにつながる【価値を感じてもらう】ことです。
これを実現するには、価値提案のプロモーションと、価値提供の営業施策をブラッシュアップしていくことが求められています。
価値が伝わらないプロモーションは、プロモーションの役割を果たしていません。
プロモーションは販売促進で、これは“台とお客様をつなげる”ことが目的になります。
【プロモーション力】⇒【価値を伝える力】⇒【価値が伝わる】⇒【遊技して価値を感じる】というところまでをイメージして行う必要があります。
どんなに良い商品でも価値が伝わらなければ購入には至りません。
どんなに良い機種でも「面白そう」と思わなければ遊技につながりません。
◆【プロモーション力】を高めるには?進化させるには?どのような考え方が必要か。
コラムやセミナーで繰り返しお伝えしていますが、≪モノ視点にコト視点の価値を加えて表現する≫ことを中心に、AIDMA(アイドマ)の流れをイメージしたプロモーションを行うことです。
店外(チラシ・ポスティング・駅張り・SNS・店頭)などの外部販促では、『機種名(モノ視点)に加えて、お客様が得られるメリット(コト視点の価値)』でAとI(アテンション-注意喚起/インタレスト-興味関心)を刺激し、店内ではコーナー入口で更に詳しい『お客様が得られるメリット(コト視点の価値)』を掲示してIとD(インタレスト/デザイア-欲求喚起)を強化し、更に台上のPOPでDを喚起する流れを作ることが、基本的な【プロモーション力】の強化と進化の土台になります。
台上POPは、私がフダポスで監修している『大当りフローPOP』が有効で、「遊戯したらどんな当り方で自分は勝てるのか?」という疑問に答えるPOPで、これがお客様にとっての価値ポイントになります。
「打ってみよう」という気持ちの喚起は、デザイアの『デ』くらいで起こせるので、機種を詳しく知っていただく必要はありません。
しかし、これまでの台上POPやポスターなどの訴求では、お客様の気持ちを喚起する可能性が大幅に低下していることは間違いありません。(一般ユーザーが興味や関心を持ってくれるものになっていないというものです)
店内で台を打ってもらうためのプロモーションになっているかが、これから更に重要なプロモーションになっていきます。
台を設置しているだけで勝手に遊技してもらえる時代はすでに終わっています。
お客様に価値が伝わるプロモーションに進化させなければ“台とお客様のつながり”は作れないので『売上・稼働・粗利』にもつながらない商売になってしまいます。
●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
エッセンスだけ抽出した【法人様向けの3時間セミナー(有料)】があるので、気軽にお問合せくださいませ。
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