~その200~【スマパチ】&【スマスロ】の近未来を検証する。
「春一番」が吹いて、「梅の花」が咲き、「桜前線」がニュースとなる3月を迎えましたが、パチンコ業界としては、「4月GW前」の【スマパチ】&【スマスロ】の営業方針を決めつつも、「お盆商戦」~「盆明けの動向」にも『思考を巡らせなければならない』状況となりました(汗)
(1)≪4月GW前商戦≫を考える。
【スマパチ】の新機種
①e聖闘士星矢超流星・・・1/348.6・RUSH=50%⇒約85%・出玉=450/1500⇒1,500
②eルパン三世ザファースト・・・1/349.9・RUSH=60%⇒約85%・出玉=1050⇒1500
③e必殺仕置人・・・1/349.9・RUSH=74%⇒約84%・85%・出玉=400/2000/3000⇒1000/2000
【スマスロ】の新機種
①L北斗の拳・・・C単価=3.3円・34.7G/千円・純増=4.1枚
②Lゴブリンスレーヤー・・・C単価=4.2円・31.6G/千円・純増=2.7⇒5.0枚
<思考のキーポイント>
【スマパチ】
全国及び近隣エリアの「導入店舗数」及び『エリアでの導入店舗はどこか?』
【スマスロ】
全国の導入店舗数は、4月の段階で概ね4,000店舗」程度になると思われる。
「6.5号機」との併設は必至の中、集客・稼働・粗利の貢献力の『比率や配分をどうする?』
(2)≪盆明け~年末≫へのスマート機の動向の推測。
最大のキーポイントは、<メーカーの開発~リリースの動向>になりますね。
【スマスロ】に関しては、「6.5号機」も並行してのリリースの動向は、『2023年内は続く』と推測されますが、その先には【純Aタイプのスマスロ】対応が『果たして、いつになるのか?』
そして、それまでに『スマスロの設置比率は「AT機の何%」にまで対応するのか?』も思考する事となります。
いよいよ初導入開始となる【スマパチ】に関しては、最重要検証課題となるのが、『8月以降のP機ミドル(1/319)のリリースはどうなるのか?』
「ハイミドル新機種」が、スマパチリリースに偏った際、『スマパチ以外の新機種入替が無い』と言う可能性すら想定範囲となってしまう。
(3)根本的問題になるのは、≪ユニットの供給量≫。
現在、全国の遊技機台数は・・・
「パチンコ=230万台」「スロット=130万台」と推測される。
この内、【スマスロユニット】は「約10万台」程度に収まっている。
そして【4月のスマパチ】は「3機種合計=最大5万台弱」と予想される。
今後、各メーカーからの「スマート機(L機&e機)」がリリースされるにしても、それに対応する『ユニットの供給は十分に間に合うのか?』と言う懸念が付き纏います(大汗)。
【スマート機の普及】は、対応遊技機の普及では無い。
あくまでも『ユニットの普及である』事を再認識しておきたい。
■≪まとめ≫
申し上げたい事は一つ。
現状において、『今を検討する(新機種を見る知る)』事は当然大事です。
しかし、今年は『それだけでは足りない』と言う現実。
極論的にはなりますが、【スマート機のリリース】と【ユニットの供給動向】に対して、≪より多くの情報を入手する≫事が非常に重要な局面を『既に迎えている事を承知しておいて欲しい』と思わざるを得ません。
「今の近未来(お盆まで)」と「次の近未来(年内後半前)」と、またその先の「2024年の新札発行」までを見据えて【3つの眼】を。