~その160~本当に【ミドルスペック不足】なのか?
GWを含んだ5月の営業も終わり、いよいよ6月の営業が始まります。
そして<6月のパチンコ>のリリースは【15機種】を数え、更に<7月のパチンコ>は【12機種】を数え、いよいよ【お盆商戦】に突入する準備が整うタイミングに入ります。
■去年の6月の営業を振り返ってみる。
パチンコの一つの時代を作るキッカケとなった【P牙狼月虹ノ旅人】がリリースされた時になる。
そこから【8月・ユニコーン】のリリースがあるまで、『2ヵ月間の稼働の主軸になった』事は現実である。
一方、【沖海5】のリリースも始まったが・・・
明らかに多くのユーザーは「高射幸性スペックへの支持率」が高まった時で、集客~稼働への影響が大きい事が判明した時期でもある。
■今年6月の【営業の主旨】は?
毎年の事で変わらない事は、「GW明けの5月商戦」が【ホップ】に該当し、『6月の営業は、お盆営業に向けての【ステップ】の時期』になります。
そしてそれは、「7月~盆前」商戦に該当する【ジャンプ】の結果への伏線でもあり、結果的には今年のお盆商戦(6連休)の業績を左右する事になります。
■6月パチンコ~新台の【機種選択の重要度】は?
現状においてキーポイントとなる <ミドルスペック機種の存在>において、
完全な「新コンテンツ機種」は【藤商事・PストリートファイターV(7,000台)】の1機種しかリリースが無い。
さて、この機種が「大きな集客貢献力を持っているか?」
と聞かれれば、一般的な新台効果はあるものの、『それ以上を期待する』事にはやや疑問が残る。
つまり、
そんな中【集客貢献力】に期待する機種としては【P蒼穹のファフナー(10,000台)】があるが、『稼働維持に対してはやや懸念が残る』事も否めない。
ココで言うところの【稼働維持】ですが、超簡単に言うと・・・
<Re:ゼロ><エヴァ15>は別格として、『ユニコーン以上の稼働安定度になれるか?』と言う分岐点になりますね。
もう一方で【稼働貢献力】に対して期待されるのが【P麻雀物語4】になる。
翌7月の【P戦国乙女】と共に、「萌え系コンテンツ」×「ライトミドル帯」の2機種に大きく期待している。
■盆前商戦の【パチンコの動向】について。
最も注意が必要になるのが【若年層・スロット層】の動向になる。
各々の店舗において、『「パチンコもスロットも打つ」と言う顧客層がどの程度存在しているか?』を推定しておく事が重要になる。
なぜならば、今後「7月以降」に【スロット6.5号機】のリリースが目白押し(8機種程度)になっており、ユーザーの興味が『一旦スロットに向かう』事が、十分予想されるからになる。
「注目のパチンコ機が1~2機種程度」に対して、「スロット6.5号機は8機種程度」が順次リリースされる訳で、それが『パチンコの稼働に、マイナス影響を与える』事は、十分想定出来得る事案でしょう。
【6月営業】では、店舗全体を見渡し、顧客全体を見渡し、<P専門客・S専門客・PS両刀客>を把握しておく事をオススメ致します。