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2021-09-21
投稿者
  
武内 臣介
  
~その127~ストック系機種(長期使用機種)を作る市場浸透戦略
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。

前回のコラム≪~その124~機種訴求に欠かせないパチンコ大当りフローPOPを活かす!≫
(前回コラムはこちら⇒ https://fudapos.cfy.jp/column/single.php?id=148
で、『台とお客様のつながり』を作るために欠かせない、大当りフローPOPについてご紹介しました。

このPOPには2つの重要な役割があります。

①それぞれのお客様の好みによって「面白そう!」という気持ちを生み出して、「打ってみよう」という結果につなげるサポートツール。
②スタッフさんが、大当りフローを見ながらなら機種説明ができるようにするサポートツール。

上記の2つで、【機種が分からない⇒興味関心が生まれない⇒打とうという気持ちが生まれない】という悪循環を、【機種が分かる⇒興味関心が湧く⇒打ってみようという気持ちを生み出す】という流れを作り、台とお客様のつながりを作っていく目的のものです。


今回は、『ストック系機種(長期使用機種)を作る市場浸透戦略』についてですが、ストック系機種というのは、ファンが長期間支持して下さる機種のことを言います。
ストック系機種のメリットは、<①累積粗利に貢献してくれる ②安定した粗利の機種 ③安定した稼働の機種>という点があげられます。
皆様のお店でも、メイン機だけでなく少台数の設置だが長らくファンがついている機種があると思います。
意図せずにストック系機種になることもありますが、基本的に導入する機種に関しては、お客様に浸透させて、常にストック系機種の役割となるように営業活動を行う必要があります。
メイン機や話題の機種以外で、「他店では使えていないが、自店にはしっかりとファンがついている機種」になると、奪われにくいお客様にもなってくれます。
話題の機種だけでなく、常にストック系機種を増やす取組みが為されていないと、店舗営業の土台となるストック系機種がどんどん減っていきます。
特に、旧規則機から新規則機への移行段階であった現在までの期間では、好きだった機種がお店から無くなり、次のレパートリーとなる機種が見つからずに離反してしまう『撤去離反』のお客様も生まれてしまいます。
このようなことから、常にストック系機種を作る『機種の市場浸透戦略』という考え方が必要となります。

市場浸透戦略を考えるときは、≪①プロダクトライフサイクル ②イノベーター理論 ③グーパーチョキ戦略 ④AIDMA(アイドマ) ⑤AISAS(アイサス)≫の6つを使用します。
ランチェスター戦略のでは市場参入戦略編の内容になり、シェアを上げるというのは、自店の商品で自店のお客様に他店よりも支持されることの繰り返しです。
ストック系機種とつながっているお客様は、他店に奪われにくいのと、つながっている段階は離反もしにくいというメリットがあります。
私は、このようなお客様の量が多いお店を、「シェアの質が高いお店」と言っています。

さて、①~⑥を全て説明すると大変な文章量になってしまうので今回は割愛しますが、①~③のポイントだけ簡単にお伝えします。

①プロダクトライフサイクル
これは、商品投入から商品衰退の流れをイメージするもので、導入段階から成長段階、成熟段階・・・と浸透させるには、段階ごとに取組みを変えていくことが必要です。

②イノベーター理論
プロダクトライフサイクルの中で商品が浸透していく場合、お客様のタイプによって商品購入が早い人とそうでない人の段階と気質が異なることを考えて、①と合わせて取組みを検討するものになります。

③グーパーチョキ戦略
これはランチェスター戦略のオリジナル理論ですが、浸透させるための取組みを、プロダクトライフサイクルの中のタイミングで、どこで何を行うか3段階で考えるものです。

④に関しては、私のコラム<~その121~武内マル秘ネタ!?営業施策に欠かせないプロモーションの分断チェック>でご紹介しています。
(コラムはこちら⇒ https://fudapos.cfy.jp/column/single.php?id=145

どのタイミングで何を行うと、ストック系機種にしていく取組みになるのか?具体的な方法を知りたいという方は、ぜひ武内へご依頼ください!(笑)
既にクライアント様では実施していることで、結果も出せているものです。
また、この取組みはフダポス会員の皆様の場合は、フダポスツールを組み合わせて取組めるので、ぜひともチャレンジして結果に繋げて頂きたいと思います。





●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
エッセンスだけ抽出した【法人様向けの3時間セミナー(有料)】があるので、気軽にお問合せくださいませ。

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