例年より『やや早めの開花』となっている桜前線も、これから北上しつつ、更には「緊急事態宣言の解除」にもなり、人の活動も一気に上昇しそうな今日この頃です。

■突然の【納期変更】。「4.18」⇒「6.20」へ。
そんな折、「販売予定台数＝３．５万台」に対して、ホールからの「購入希望案件台数＝５万台超え」と言われる【Ｐ牙狼ＭＡＸＸ－ＭＣ】が、「３月３日付」にて、突然の『納期が延期』となりました（汗）。
さて、これを受けてホールは『ＧＷ商戦を睨んでの機種選択に大忙し！』となり、そこに突如【ウルトラマンタロウ２】のリリース（東日本＝４月１８日～・西日本＝５月９日～）がテンヤワンヤとなりました。

■６月の新台入替なら、新台効果は薄れる！？
一部では、『６月なら台数を減らす』と言う意見もチラホラ耳にするようになった＜Ｐ牙狼＞ですが、その気持ちも『分からなくもない』です。

しかしそれは『通年の常識ならば』と言う前提である事を忘れてはいけない。今年は『そうはならない』可能性を含んでいる事は忘れてはならない年であり、それが【東京オリンピック開催】（予定）です。

■【オリンピック開催】ならば【入替自粛】もあるのか！？
そもそも『オリンピックが開催されるのか？』と言う問題。
更に『するとすれば、入替自粛はあるのか？』と言う問題。

･･･と言う事で、先ずは「その日程を確認」してみましょう。
【開催期間】は、「７月２３（金）～８月８日（日）」の「１７日間」（の予定）となります。更には開会前に予選が行われる競技もあるので、実質「７月中頃」からの開催となるでしょう。
伴い、「安全確保」及び「警備」等は、その２～３週間前から実行され、全国の警察官は現地集合となります。

その要因も含めて、業界としては【入替自粛】と言う形の協力が求めらる可能性は高いでしょう。
･･･となると、その自粛期間は【６月２７日～閉会まで】と「１か月半」程度は覚悟しなければなりません。

■自粛直前の新台入替は必須となる！
ある意味『当然の事』として、６月後半の新台入替は、【集客貢献力の高い機種】が最優先で求められますが、『そこに＜牙狼＞がある』となると、通年の「６月の入替」とは、全く異なる戦略となります。

つまり、牙狼の需要度は『ＧＷ前の比では無い』ことになり、ホール間での『熾烈な台数確保戦争に発展する事は必至となる』･･･かもしれません。

■今後の留意点は･･･
（１）【オリンピック開催の有無】　（２）海外含む【観客の受け入れ】or【無観客試合】　（３）ホールの入替自粛の【有無】と【期間】に対して、常に留意しておかねばなりません。
また、その時の【機械購入費の予算増強】も、今から想定しておく必要があります。

なんやかんやと、「６月商戦＝夏の全ての商戦」となる可能性があり、その対応が２０２１年の【重要課題の一つ】となるかもしれませんね（汗）