~その58~<Pモモキュンソード>を考察する。
お久しぶりです。<パチンコ担当>・TKCの髙橋です。
今週は「6月14日」リリース(予定)のパチンコ新機種【Pモモキュンソード MC】について、考察してみたいと思います。
この新機種は【遊タイム搭載機】ですが、他の「遊タイム」仕様とは『ちょっと異なっています』ので、その辺りも注目・理解しておきましょう。
機種を『どう評価するのか?』については、<フダポス>にアップされている【新台活用(評価)シート】をご覧頂くとして、これらの各「スペック」について触れてみたいと思います。
■先ずは【基本性能】の確認確率分類では「ライトミドル」の分類される、特賞確率=「1/199.8」で、仕様タイプは「1種2種混合機」となります。
出玉性能としては、【初回当り】では「99%=5R(時短1+4回)」「1%=10R(時短7+4回)」と、基本的には「5R=約400個」の当りから始まる事となります。
そして、その時の連チャン率は、「1+4回=49.7%」・「7+4回=77.9%」が基本。
連チャンモード中は【戦RUSH】となり、その時は「時短7+4回=92%」・「250+4回(=次回まで)=8%」の比率となっています。
■そして搭載されている【遊タイム】の仕様は?遊タイム突入契機は「500回転消化時」となており、その出現率は「8.14%」。その時の時短回数は「250回転」で、その引戻し率はなんと、『ほぼ100%連チャンする』と言う事になります。
ココで疑問・・・
『遊タイムって、100%継続はダメじゃなかったの?』日工組ルール上での「遊タイム回数の規定」は、『通常確率の3.8倍まで』となっていますので、「最大=759回転」まで可能です。
しかしこの機種は「1種2種混合機」であり、通常確率時に「小当り確率=1/8.11」が発生し、それが実質的に「V入賞大当り」となりますので、ルール上は全く問題無く「約100%連チャン」が可能となっていますね(汗)
■機種評価のポイントについて【集客貢献力】・・・「1種2種」初の「遊タイム」搭載。
【稼働貢献力】・・・遊タイム(時短)を『長く楽しむ』仕様ではない。
【粗利貢献力】・・・出玉率100%分岐S=「5.7回」(B=24%)で十分な貢献力
【売上貢献力】・・・玉単価=「1.70円」程度と想定される
【資産貢献力】・・・実質的なリリース台数が読めないが「ライトミドル&遊タイム搭載」としての存在は残る。
※詳細は、<フダポス>機種活用シートをご覧くださいませ。
■<総合判断>として6月のパチンコ新機種は、この1機種しかリリースされない現状ではあるが、そもそも現状のコロナ禍明けにて『新台入替の需要度と必要度は?』の問題になる。
無論、新台入替は『やらないよりもやった方が良い』事は事実で、問題はそのコストパフォーマンスにあるでしょう。
ですが、現在のコロナ禍の中「全日遊連の決議」で「新台入替の広告(ちらし)は自粛」となっていましたが、それも『6月解禁になる!』方向性も決まっています。であるならば、いち早く『店舗に来てもらう。戻ってきてもらう』には、先ずは「6月の新台入替」は重要なキーポイントになります。
ただし、リリース時期は「7月5日」に変更になっているエリアもありますので、納期については各自メーカーさんにご確認くださいませ。