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2024-07-30
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その272~パチンコ業界の未来を憂う
最近、当たり前の様に『パチンコ業界は右肩下がりでシュリンクしている』とよく言われますよね。
確かに、『なんとなくそう感じる』事は多々ありますね。
しかし、果たして『何が?どう?縮小しているのだろうか?』
2025年に向けて、『期待出来る事は無いのだろうか?』

一口に「業界」と言っても、様々な職種や立場がありますが、【2つのキーポイント】として探ってみたいと思います。

【ファンキー3のコラム】も、このコラムで「コラム投稿」も「動画コラム」も最後になりますが、最後に【パチンコ業界の未来を憂う】と題して、「髙橋&涌嶋&武内」の3人が語る事としたいと思います。

■(1)【ホール店舗数】について
「シュリンク」と言う言葉が、最も顕著に表れている数字がこの数字になると思います。
近代パチンコの歴史において、店舗数のピークは「1993年~1996年」までの4年間であり、いわゆる【18,000店舗時代】でした。
そして、1995年を最後に『店舗数は年々減少していく』事になります。

2004年の風営法改正の影響により、「2003年=16,076店舗」と言う状況から、その後「2008年=12,937店舗」までの五年間で『約3,000店舗激減する』と言う、【パチンコ氷河期】の時代とも揶揄されました。

2010年からは店舗数減少は微減状態と「一旦下げ止まり」傾向となったものの、徐々に減少し続け、2018年の風営法改正をきっかけに、2019年(令和1年)遂に10,000店舗を切る状況となりました。

その後、コロナ禍の影響も相まって閉店ラッシュは加速し、「2023年末=7,083店舗」と『5年間で約3,000店舗減少する』と言う再び厳しい局面に陥ってしまっている。
そして現在、健全化推進機構の登録店舗数は、「2024年1月1日=7,162店舗」から同7月26日現在【6,802店舗】と、約7ヶ月で「360店舗減少」で【1ヶ月=▲50店舗】ペースと、厳しい状況は継続していると思われます。

●さて、この状況を受けて・・・
『2024年12月31日(=2025年1月1日)の残存店舗数は、何店舗になっているのだろうか?』
●この先・・・
『店舗数減少の「下げ止まり」はあるのだろうか?』


■【ユーザー数(=参加人口)】について
その昔、ピークの1995年頃は「パチンコファン=3,000万人!」と言われる時代もあったが、「2003年1,740万人」⇒「2016年=940万人」⇒「2020年=710万人」と、やはり「コロナの影響のせいなのか?」、はたまた「喫煙防止の影響のせいなのか?」、減少傾向に波歯止めは掛からなかった。

しかしながら、「シーズリサーチ調べ」では、2024年の参加人口は『2023年より約33万人増加している』と言う結果が発表されました。(7月25日付)
そして、増加した要因としては【2つ】。
【若年層】と【パチスロ】と言うキーワードになるようだ。

●その上で・・・
『この先の参加人口アップの為の施策は、あるのだろうか?』
●「ある」とするならば・・・
『どの世代・どの種別(P・S)に絞って、考えるべきなのか?』
●それとも・・・
『やっぱり機械頼みの営業戦略に是・非は、問われていくのか?』


■本来「パチンコ業界」と語るならば、他の業種もある。
当然ながら「遊技機メーカー」があり、「設備メーカー」もある。
更には「販売商社」があったり「情報配信やコンサルタント業種」もある。
今回は「パチンコ業界を憂う」と言う中の【パチンコホール】に関連する【2つの主題】に絞らせて頂きました。

今後の「パチンコ店の存続」がパチンコ業界を作る基礎だと思い、今後の発展を祈念している次第です。

<最後に>
2019年4月から始まった「ファンキスリーのPSコラム」ですが、「5年4ヶ月」に渡り、閲覧・ご視聴頂き、誠にありがとうございました。
ご視聴頂いた皆様の、今後の発展をお祈りすると共に、感謝の言葉を添えておきたいと思います。

『ありがとうございました』byファンキースリー
ファンキースリー講師
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