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2023-12-19
投稿者
  
武内 臣介
  
~その241~ 2023年は『決断したことを振り返る』重要な年!
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。

今年も残すところあとわずかです。
フダポスコラムは、来週の高橋正人氏が2023年ラストコラムになりますが、私のコラムでも1年を振り返りたいと思います。

ぜひ、皆様も一緒に振り返りながら読んで頂きたいのですが、何を振り返るかというと『変化に対する判断と決断』です。
この1年は判断と決断が通常よりも難しい年だったと思うので、良い判断も誤った判断も必ず次に生きるものになります。

2022年の11月にスマスロが登場したので、そこから2024年12月までをざっくりと出来事ベースで振り返りたいと思います。

私自身が『どのように判断したか』も、反省も含めて書いていこうと思います。


●2022年11月のスマスロ登場と導入

スマスロの登場に際して、ユニットの手配など多額の投資が関わるので支援先でもいろんな議論が交わされました。
投資が関わるので、法人や店舗によって判断基準は異なりますが、大前提として『スマート化の流れの中で、初物に関しては集客力が高い』ということを踏まえて議論を行い、1番店や2番店などは出遅れたときのリスクを考えて投資を行い、資金力が乏しい場合はそのタイミングで何を行うことがベストなのかを、それぞれの店舗で検討しました。
結果的に支持される傾向になったのですが、確信が持てないときの判断は基準を持たないと長年やっていても難しいというのが、支援先の方々としみじみ感じたタイミングでした。
Lエリートサラリーマン鏡や、S沖ドキGOLDも事前に判断するタイミングでした。


●2023年4月のスマスロ北斗、e必殺仕置人

スマスロ北斗に関しては、話を伺った法人と店舗では積極的に導入を検討していましたが、e必殺仕置人は導入検討時から賛否両論でした。
結果論から振り返るのではなく、導入を決断するまでの議論や考えを振り返ることが重要な機種だったと思います。
「あの時、何を判断材料にしたか?」「どのような考えを判断材料にしたか?」を振り返り、反省する点を洗い出す必要があります。
私はスマパチに関しても『初物』なので、優先順位はスマスロであっても、投資が可能であれば行うことで、普段は来店されない他店のお客様も奪える可能性があるという判断をしました。


●2023年11月のeリゼロ・12月のeエヴァ

9月のeSAOや、10月のe新海などや、その間のスマスロなどもありますが、大きな判断と決断が必要な機種がeリゼロとeエヴァだったと思います。
私が一番重要視した判断基準は、この2機種はパチンコミドル市場を2年間牽引してきた機種で、2年間により多くの機種ユーザーが増えた特別な機種という点です。
スマパチの初物ではありませんが、2年間牽引してきた機種のスマパチということで、絶大な集客力を持つというのは簡単に想像できます。
支援先で話したことは「機種性能が良いか悪いかはさておき、顧客吸引力(集客力)の高さを考えたら、導入すれば自店の集客力に使えるが、導入しなければ他店に奪われる影響が大きい機種」ということです。
eエヴァに関しても、e機とP機の両方導入の判断を前提に話しました。
まあ、この2機種に関しては導入するための前準備が必要でしたので、資金力によって思い通り進められたところもあれば、そうでないケースもあったと思います。


大きな変化のタイミングということで、3つほど振り返りをしましたが、私自身もコンサルタントとして深い反省となったものもあり、その時の考え方をしっかりと受け止めて次につなげようと思っています。
人は上手く行った判断を手柄にしたいので、そこに焦点を合わせてしまいますが、上手く行かなかったときに『どのように考えて判断したのか?』をしっかりと振り返ることで、次の判断でいろんなパターンを考えることが出来るようになります。
買わない選択をした場合でも、資金が本当に無くて買わなかったのか、実は資金は買わない正当化をするための言い訳で、決断する自信が無かったのかなど、『振り返りは自己正当化を排除して素直に行う』ことが重要です。
その時々のタイミングでいろんな事情があったと思いますが、素直に客観的に振り返ることを、ぜひ社内で共有しながら行って欲しいと思います。
これを行う組織は優秀な人材が育っていきます。
失敗を失敗と認められない、素直に振り返れない、他者責任にする組織は優秀な人材とは程遠い人材になっていきます。

「あの時、こう判断しておけば良かったな~」と、他者否定をせずに皆さんで次につなげるための振り返りを行ってください。
私も支援先で、「ごめんなさい!あの時の判断基準にしたものが間違いでした!」と謝罪しながら次につながる議論をしていきます!



●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という3つのカリキュラムになります。
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