フダポスTOP  >  PSコラム  >  ~その227~「第3波」始まった【スマパチ】戦線。これからどうなる!?
2023-09-12
投稿者
  
髙橋 正人
  
~その227~「第3波」始まった【スマパチ】戦線。これからどうなる!?
秋深し・・・ところで9月後半は連休が2回ありますね。
18日(月曜日)が「敬老の日」。23日(土曜日)が「秋分の日」。
大型の連休では無いにしろ、【2週連続での連休】&【P&Sの小規模での新台入替】もあると思われます。
その上で、特にパチンコは「10月戦線に向けた準備」として、『稼働維持・安定を考慮するのか?』・『月末の粗利収支を追い込むのか?』の、営業選択は2択になると思われます。

『どちらの選択が正しいのか?』と言う話は全く意味が無く、『どちらかの選択に決める!』事が重要だと思います。
「どっち付かず」のままの営業は、結局「稼働or粗利」のどちらにも効果(成果)が見えなくなる可能性がありますから(汗)

さて今回は、それらも踏まえた上で、いよいよ始まった【スマパチ戦線・第3波】を、まとめてみたいと思います。

■スマパチ戦線【第1波】~2023年4月・リリース機種は「3機種」
<eぱちんこ新必殺仕置人>・・・・【稼働貢献】の「貢献週=7週終了」・「期間粗利=約29万円」
<e聖闘士星矢超流星>・・・・・・・・【稼働貢献】の「貢献週=5週終了」・「期間粗利=約22万円」
<eルパン三世ザファースト>・・【稼働貢献】の「貢献週=5週終了」・「期間粗利=約18万円」

■スマパチ戦線【第2波】~2023年7月・リリース機種は「3機種」
<e花の慶次~裂~>・・・・【稼働貢献】の「貢献週=9週継続中」・「期間粗利=約38万円」
<eキャッツアイ>・・・・・・【稼働貢献】の「貢献週=5週終了」・「期間粗利=約8万円」
<eRAVE>・・・・・・・・・・【稼働貢献】の「貢献週=5週終了」・「期間粗利=約16万円」

■そして・・・スマパチ戦線【第3波】~2023年9月から・リリース機種は「7機種?」
09月:<eソードアート・オンライン>・・「リリース予想台数=8,000台」
10月:<e新海物語349>・・・・・・・・・・・・「リリース予想台数=8,000台」
10月:<e義風堂々!!>・・・・・・・・・・・・・・「リリース予想台数=8,000台」
11月:<eゲゲゲの鬼太郎>・・・・・・・・・・・・「リリース予想台数=1,000台」
11月:<eRe:ゼロ2>・・・・・・・・・・・・・・「リリース予想台数=15,000台」
11月:<eルパン三世13>・・・・・・・・・・・・「リリース予想台数=5,000台」
12月:<eシン・エヴァ16>・・・・・・・・・・「リリース予想台数=10,000台」(あるのか!?)
(導入台数規模は、完全に個人予想の域を出ませんので悪しからず)

「9月10日(日)」現在[eSAOの]稼働状況は、「平均アウト=40,000個オーバー」と他機種を抑え『ずば抜けて良い』結果であり、ユーザーからの評価もまずまずと言ったところ。
【詳細状況】は、「千円S=15.7回」(B=14%・S=5.4回)・「BA=92%」・「玉単価=2.15円」「玉粗利=0.35円」前後・・・と言ったところでしょうか。

■現在の【スマパチ設置台数比率】は?
設置規模は、現在「概ね4万台」程度、パチンコ全体(215万台)の概ね「2%」程度と推測している。
今後、この設置比率は、『どう推移していくのだろうか?』
強いて言うならば、各ホールさんは『どう対応していくのだろうか?』

■現状の【スマパチへの不安!?】はあるのか?。
過去リリース6機種の内、現在でも稼働貢献継続中なのは、<e花の慶次~裂~>の1機種のみ。
しかしその<e花の慶次~裂~>も、先週の平均稼働順位では「49位」と言う、稼働貢献週の限界点に達している状況でもある。

この様な推移の結果もって、パチンコユーザー側からは『スマパチは終わった』や『スマパチ不要論』的な意見も囁かれ、
ホール側もメーカー側も『スマパチの未来に不安感がある』事は否めない状況にもある。

しかし、<eソードアート・オンライン>の好スタートで、『過去の遊技機がダメだった』のであって、決して『スマパチがダメなのでは無い』事がご理解頂けると、私は思っています。
「まだ1週目の話で、そんな事は言い切れないでしょ」・・・と言うツッコミは当然あろうと思うのだが、『それは、単に【機種評価】の話であって、【スマート設備評価】の話では無い』と私は思っています。
つまり、パチンコにせよ、スロットにせよ、遊技機そのもの(スペック含め)の評価が重要であって、【スマパチは・・・】と言うレッテル貼りや、その思考には全く意味が無いと考えます。

但し、最も重要な事は【ユーザーが持つイメージ】であり、【第1波】&【第2波】で付いた「負のイメージ」を払拭するには、ユーザー側から高評価される「新機種の登場」、それに伴うホール側の「新機種の運用」が必要であり、そして現在の【スマスロ】の様な、「ユーザーからの期待に変わる」までの時間が必要なのかもしれない。

■スマパチ戦線【第3波】で、「ユーザーの期待」を得られるのか?
「スマスロ」の導入店舗比率は、現在「80%」程度と推測される(設置台数は未測定)。
【スマパチ】の導入店舗比率は、現在【40%】程度と推測される。
当然の事だが、この「導入店舗比率」が上がる事で、ユーザーの『ホールにあって当たり前』と言う状況が形成され、それが「スマパチへの期待」に変わり、「未来の機種への期待」にも繋がる。・・・と思っている。
(全体の「設置台数シェア」は、その先の事)

これに対して、メーカー側の販売方法も『「広く浅く」が重要である事を十分考慮して頂きたい』と思うし、ホール側も「メーカー批判」では無く、ホール団体様等も含めて『目的(導入店舗比率アップ)に対する思慮を共有して頂きたい』と思うのは私だけなのだろうか?

■(最後に)いよいよ【スマパチ・第3波】が始まったばかり。
無論、導入コストは決して安くは無い。
ユーザー支持率(稼働貢献・粗利貢献)も混沌と不安の中でもある。、
とは言え、今から【注目タイトル】&【毎月のリリース】が続く事になる事だけは、既に確定している。

ホールさんは『この現実を、どう捉えるのか?』
メーカーさんは『今の現状から、どう対応するのか?』
「否定するだけ」で良いのだろうか?
もう一度、【フラットな思考のスタンスに立って見つめてみる】のも、一考なのではないだろうか?
ファンキースリー講師
人気の記事
新着記事
アーカイブ