~その188~【P大海物語5】の導入の是否を問う
4年に1度のサッカーW杯で、確実に寝不足気味の私です。
傍ら、いわゆる『にわかファンが増えた』と揶揄する人もいますが、何においても『最初は誰もが「にわかファン」』であり、その【にわかファンを作るのが一つの目的】だったりする。
先ずは、「振り向いてもらう」「興味を持ってもらう」事から怠らない様にしないと、その業界や種別そのものが衰退しちゃうんですよねぇ~(大汗)
パチンコ業界は、そんな【にわかファン】を作る為の努力ってして来たのだろうか?
いつまでも【コアなファン】に向けた発信やら、引き留めやらに邁進していてはいないだろうか?
連日、そんな【にわかファン】をも作れるサッカーW杯を観てて羨ましいと思いつつ、今日はパチンコのコラムと書いています。
■<P大海物語5>~【2月の主役】となれるのか?
「2月前半のミドル」機種としては、現在「真北斗無双4」「ガッチャマン」「ダンベル何キロ持てる?」「真バジリスク」と【大海物語5】の「全5機種」がエントリーされている。
(後半のミドルスペック機は「P地獄少女覚醒3000Ver.」のリリースがエントリーされている)
■【高速消化】&【高速連チャン】時代だからこそ?
現在のパチンコ事情は「1種2種全盛期」時代でもあり、それはそれで様々な仕様となっており否定の余地は無い。
その上で、【確変ループ】と言う王道スペックはどうなのか?と聞かれれば、『海だからこそ必須である』と断言する事になるでしょう。
そう!『海物語だからこそ・・・』の継承は必要な事でしょう。
■では<P大海物語5>を、いつもの多角的な評価をしてみる。
(1)【集客貢献力】★★★★
(2)【稼働貢献力】★★★
(3)【粗利貢献力】★★
(4)【売上貢献力】★★★
(5)【資産貢献力】★★★★★
私の評価は、こんな感じになります。
注視するポイントとしては・・・
(1)【集客】として「顧客が2分する」可能性があります。
一つは「常連さんの海物語ファン」。
もう一方は「勝てる機種評価とするプロ的ユーザー」。
この『2種別の顧客層が居る』事はお忘れなく。
(2)【稼働】への影響ポイントは、「①:持ち玉での再遊技」と「②:納得するS値」と「③:通常時の面白さ」になる。
①に関しては、「オール1,500個」はプラス材料。
②に関しては、「8個保留」は好材料だが、そもそも「低い損益分岐点」はマイナス材料に。
③に関しては、「海は海」が基本で「3,000個ボーナス」演出(新キャラ=ビッグクラブと言う巨大蟹登場)はプラス材料に。
(3)【粗利】確保に関しては「低めの損益分岐S値」にやや懸念は残るが、そもそも『粗利貢献重視で導入する機種では無い』と言う事は承知しておきたい。
(4)【売上】に対する貢献は、あくまでも「玉単価」で比較する事になるが、『現状の「大海4SP」と同等』と考えて良いのでは。
(5)【資産貢献】とは、流動する中古相場を想定する事になるが、「販売台数=30,000台」がキーポイントになる。
いずれにしても『撤去⇒転売する』ならば重視しておきたいところ。
■導入に対して「留意しておきたい」対応策
【大海5】導入に関して「その台数規模」は重要ではあるが、撤去対象となるのが<大海4SP>であれば、中古転売する事は、一旦控えて倉庫管理としておきたい。
<大海4SP>・・・20万円相場から、10万円以下を想定。
ホール毎の判断になりますが、『十分に使える!』と判断をしてからでも、大きな損失影響も無いものと考えられます。
■・・・で結局、導入すべき1機種なのか?
答えは『ハイ』と言う事になります。
その目的は多くは、『新しい【王道の海物語】を見たい・打ってみたい』と言うユーザーと、メーカーの【TVCM】投入による、ホールから遠ざかっていた海ユーザーの【再来店の動機付け】になる。
・・・と言う判断根拠となります。