こんにちは！リスペクトマインドの武内臣介です。

今回は、残りの期間で新規則機へ移行するために、≪今後は更に重要となる“機種導入目的”と“機種訴求”≫についてのコラムです。

新規則機への移行進捗はお店によって異なりますし、パチンコとスロット別でも異なります。
併設店はパチンコを優先して導入を進めてきたと思いますが、これからはお店にとって必要であり出来る限りベストな選択で機種を導入することが重要になります。
その理由として、【現状、残っている多くの旧規則機が、長らくファンがいてお店にとってはストック系（長期的に貢献してくれている機種）の機種を外していくことになる】からです。
お客様にとっても楽しめた機種であり、お店にとっても長期的に適切な利益を頂いてきた機種です。
これまでは、稼働が低下したお客様にもお店にも貢献度が低い機種を優先して撤去してきたと思いますが、残された機種はお客様にとってもお店にとっても重要な機種だからこそ、これから導入するものに関しては≪“機種導入目的”と“機種訴求”≫を丁寧に行う必要があります。

これはお店の状況にもよるので、一律に優先順位を決めることはできないので、是非とも皆様のお店で考えていくための参考にして頂ければと思います。

これまでも書いてきたのですが、新規則機移行では『撤去離反の回避（コアファンが好きな機種が無くなることで離反する）』『ライトユーザー離反の回避（分かる機種が無くなり、レパートリー機種が無くなり離反する）』ことが、まずは来てくれているファンを減らさないこと。
そして、コロナ化で離反したお客様が戻ったときに（ライトユーザーに対しても）『好きな機種が見つかる』ということをお店で実現すること。
もちろん競合他社との戦いもあります。
そこで、まずは　『Ⅰ．どの順番で撤去していくのか』『Ⅱ．何を優先して導入するのか』ということを考えていく必要があります。
お店によって優先順位は変えて検討してみて下さい。

Ⅰ．どの順番で撤去していくのか
①期日前に撤去しても良いもの
②複数台あるが、減台しながら撤去していくもの
③代替機と同時でないとファンが離反するもの
④最終まで使用するもの

Ⅱ．何を優先して導入するのか
①ファンがいる機種の代替機
②最終的に目指す島図を作る機種
③話題性のある機種（フロー系の機種になったとしても）
など、これ以外にも導入目的はありますが、そこは皆様のお店で議論頂きたいと思います。

１月３１日の最終的な島図の中で、何を目的に導入していくのかを検討しながら進めることになります。

そして、上記の入替と同時に、新台中古の区別なく丁寧に実施する必要があるのが“機種訴求”になります。
中古の場合は、新台だと思って打ったライトユーザーの方が、後から「古い機種だったの？」と思うとお店に対する見方がネガティブに変わります。
ライトユーザーの中でも新台なら遊技動機になる方も、「新台なのか前の機種なのか分からないから不安で打てない」という心理もあります。
残りの期間で優先順位を決めて導入する機種は、お店にとってもお客様にとっても、出来る限り必要となるものを、必要なタイミングで実施していくとともに、“機種訴求”も対象のお客様を想像して、丁寧に伝えていくことがファンの離反させずにファンを増やす土台作りとなります。

導入機種に関して、「何故、導入したのか」「どんなところが良いのか」「どんな遊び方が出来るのか」「どんな人にとって楽しめるのか」・・・・・
フダポスを活用している皆様は、機種シートで導入機種の目的を再度検討し、大当りフローＰＯＰや機種ＰＯＰをフル活用して“機種訴求”を更にレベルアップさせていきましょう！





●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という３つのカリキュラムになります。
エッセンスだけ抽出した【法人様向けの３時間セミナー（有料）】があるので、気軽にお問合せくださいませ。

●リスペクトマインド（株）のお問合せ先
弊社のサイト内にある『お問合せ』からお気軽にご連絡ください。
http://www.respect-mind.com/
※弊社サイトでも、毎週火曜日更新で『価値づくり』のコラムを書いております。
※現在弊社サイトがクラッシュ（泣く）しているので、アメブロを代用しております。
アメブロ⇒https://ameblo.jp/takeshin-map/