＜ファンキー３＞の一人、「ＴＫＣの髙橋正人」でございます。

このコラムは【特別コラム】として、業界動向や、業界状況において、重要な問題・案件に対してのコラムになります。
今回は、「政治と警察庁とホール」の立場で重要な事であり、ホールの皆様にも『告知しておいた方が良い』と思いまして、コラム投稿致します。

タイトルは、＜依存対策の実施状況の調査＞があるからよろしくっ！

■調査の根拠は･･･【ギャンブル依存症対策推進基本計画】
全日遊連から「７月２４日」付にて発出されている内容が、『依存問題対策の取組みを実効性のあるものにする為』として、現状把握のための全国調査が行われます。これは、４月に閣議決定された【ギャンブル依存症対策推進基本計画】に則っとり、また『業界側に求められた』ものでもあります。

■回答は絶対論なのか？
調査回答はマストではないが、『協力すべき事』と考えるべきであり、後述の「調査項目の対策の有無」に関わらず、回答をお願いしたいところですね。

■調査項目については、以下の通り【６項目】になります。
①リカバリーサポート・ネットワクー（ＲＳＮ）のポスター掲示の状況
②安心パチンコ・パチスロアドバイザーのホール毎の人数・ポスター掲示・リーフ設置と、お客様からの相談の状況
③１８歳未満立入禁止表示の有無・年齢確認の実施状況
④子ども事故防止ポスターの掲示の状況
⑤のめり込み防止の共通用語の使用状況
⑥「自己申告・家族申告プログラム」の導入の状況

■対応してからの回答でも良いかなぁ？
以上の「６つに対する回答」が求められますが、「①～⑤」に関しては、『ポスター等を掲示するだけ』なので、『すぐに対応をしてから』でも良いと思いま。
また、⑥に関しても『検討はしている』との回答が望ましいと思われますが、そのまま、正直な回答で良いと思います。

■誰から通知が来るのか？
先ず、「全日遊連から各都道府県遊協へ」と、来週を目途に通知が回ります。
その後、各ホールさんに通知が行くと思います。

■どう回答するのか？
今回はスマホからの回答も出来ますので、通知の詳細をご確認ください。

■誰かが「調査」な「まとめ」はしているのでは？
一応、【健全化推進機構】が上記①～⑤項目は調査し、『警察庁への報告はしている』現状ですが、いかんせん「全国規模での調査」となると『５年は必要』と思われますので、現実的には統計的に意味は無いものとなります（汗）
また、「ＲＳＮポスター」の掲示調査も、２０１３年を最後に調査されていません（涙）
「ＰＰアドバイザー」においても、全体的な受講名簿しか無く、各当道府県任せでもあり、『１店舗＝何人なの？』は、全く掌握できていない状況です（驚）


それらの状況も踏まえ、今回の調査において全体像を明らかにし、ホールの【協力体制の証明】をする為にも是非ご協力を頂き、ホール業界の依存対策へのスタンスを閣議に（＝政治に）提出してはいかがでしょうか？