~その248~GW商戦に『ミドルスペック機は必需なのか?』
2024年も【2月=バレンタイン商戦】のタイミングとなりましたね♥
この「チョコ経済効果」は【2023年=(推定)1,084億円】と試算されておりましたが、今年は「原材料の高騰」もあり、商品価格も値上がり傾向にあり、経済効果の金額は【1,200億円程度】と推定されると思われます。
無論「チョコだけ」の話では無く、「バレンタインデー」を取り巻くイベント・相乗り等々の環境波及等も含まれます。
いずれにしても『宗教的イベントで・・・』などとヤボな話はさておき、便乗して盛り上がり楽しむのも、『ありだよなぁ』と思う、今日後の頃でございます(汗
さて、まだまだ肌寒い2月中旬を迎えておりますが、パチンコ業界的には『もうGW営業の話を・・・』となる訳でして、【4月のパチンコ新機種選択】について、<ザックリまとめ>として考察してみたいと思います。
■新機種選択の優先順位は、やはり【ミドルスペック】になる。
2/10日現在で、リリースが確認出来ているミドルスペック機は、以下の【3機種】となります。
(1)P化物語2 GFPA~【フルST(100回)仕様】
・RUSH「突入=100%」⇒「実継続率=79.0%」
・10R(1,500個)当り=「1.0%⇒80.0%」
(2)Pひぐらしのなく頃に輪廻転生 FM-JT~【普図転落式】
・RUSH「突入=61.5%」⇒「実継続率=79.5%」
・初回3,000個当り=0.5%
・初回1,000個当り=「時短RUSH=61.0%」+「通常=38.5%(1/461.5)」
・RUSH中は、「全10R=1,500個」~「転落抽選=193.8」まで継続
(3)Pマクロスフロンティア5 W~【ロングSTタイプ(120+4回)】
・RUSH「突入=73.0%」⇒「実継続率=84.0%」
・10R(1,500個)当り=「1.0%⇒80.0%」
・「時短リセット=20.0%」あり(特図②のc時短当選)
注目されるのは、コンテンツ的にも【マクロスF(1.5~2.0万台)】になるのは必然の流れで、リリースタイミングが【4月21日週】と、GW商戦の直前でのリリースも、ホールの集客&稼働&粗利の3方に効果的と判断する事となります。
4月前半のリリースとしての「2機種」は・・・
【化物語2=0.5万台】【ひぐらし=1.2万台】と予想で、「化物語2」のリリース数がやや少ない印象ではありますが、妥当な台数と言っても良いでしょう。
■ミドル機のド本命は【スマパチRe:ゼロ2】の再販だが・・・
大都販売的には、当初から『再販の可能性はある』と言っていましたが、その時期は現状では『まだ詳細は不明』の状態であり、販売台数・リリース時期においても、オフィシャルなアナウンスは無い状況。
ただ、『4月中のリリース可能』となった再は、その他の機種の案件~受注~購入に対して、ホールの予算的配分を再考する必要があるかもしれず、今後の「大都の情報」はその重要性は計り知れません。
■【ラッキートリガー】仕様機種が「3機種」追加される。
3月の「8機種(マルホン・ファンキ-ドクター除く)」に加えて、4月には以下3機種が追加される。
(1)平和~PバイオハザードRE2(1/199.8):4月7日週
(2)三洋~P大工の源さん超韋駄天2(1/129):4月7日週
(3)藤商事~P FAIRY TAIL これが七炎竜の力だ:4月21日週
更には「追加スペック」として・・・
(4)【京楽~必殺仕置人】が、【スマパチ初のラッキートリガー搭載機】として、4月21日週から登場する可能性もあります。
3月の【ラッキートリガー搭載機】の稼働前に購入契約となるものの、「3月=8機種」の状況が見えないままの判断になる事に、『やや不安を抱えたまま』の機種選択に成らざるを得ないでしょう。
<まとめ>
「3月」「4月」のパチンコ新機種は、ある意味【同一シリーズの(スペック変更の)再販】と言える機種もあれば、完全な【新シリーズ機種】もあります。
そして【ラッキートリガー】と言う「仕様」と「名称」の賛否もあります。
この春、自店舗におけるパチンコユーザーは、『どのコンテンツに?どんなスペックに?・・・興味を持つのだろうか?』
今年早々に、機種選択に対して「困難複雑極まりない」と言う状況下。
現行の【主力機種の運用】も踏まえつつ、また今後の【広告宣伝のガイドライン】も踏まえつつ、2024年Ver.のパチンコ機種運用として、見直すべき点は多いと思われます。
果たして、去年までの、過去の成功・過去の踏襲のままで、現在のユーザーは満足するのだろうか?
2024年の集客の分岐点の1回目が【GW商戦】であり、その結果が2回目【お盆商戦】へと繋がり、3回目【年末商戦】へと繋がって行きます。
常に、そこまでのストーリのイメージしつつ、4月商戦を乗り切って頂きたいと、切に願う次第です。