~その217~ 年3回の大型連休を活かすために
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
7月になり、子供たちは「もうすぐ夏休み~」と、夏休みが待ち遠しくなる時期となりました。
子供たちが小学生の頃は毎年プールに連れて行っていましたが、大きくなるとプールに行く機会も減っていくのは少し寂しい気がします・・・。
さて、今回は【チャンスのタイミングをしっかりと結果に結びつける】ための、大型連休に向けた取組みの考え方をお伝えします。
1.ターゲットは既存ユーザーだけではない!
常々申し上げていることの一つに、「年3回の大型連休は常に最大集客を目指しましょう!」というものです。
商売は1年の暦の中で、『時期に合わせて何をやるか?・月々の中で何をやるか?』を繰り返し考え、実践し、改善向上していく連続です。
これを、自社や自店、競争関係などの現状を踏まえて取組むことになります。
ただし、これからは現状のユーザー約800万人の方々に対してだけの施策ではなく、離反ユーザー・未経験の方などの、『現在は来店していない方々』も意識して来店促進とリピート促進の施策を組み立てて実施することが必須となっております。
もちろん、既存のお客様は常に離反させないための施策を丁寧に行っていくのは当然のことです。
2.大型連休は、自店における現状での最大集客を目指すには?
スマート化を進めているお店もあれば、チェーン店内でも後回しになっているお店もあり、各法人様や店舗様によって事情は異なります。
事情が異なるので、「L北斗を更に浸透させましょう!」とか。「ガンダムシードが・・・」という具体的なものではなく、事情に合わせて効果を高めるためのアクションをお伝えします。
基本的に単発の仕掛けというのは、その仕掛けとなる情報を受け取るお客様の数にも限りがあります。
通常の新台入替における『導入前訴求』に力を入れてもらう理由は、より多くのお客様に「導入されたら打ちに行こう!」と思ってもらうことが目的になります。
新台入替を知らなければ、行ってみようという来店動機も作れないという当たり前のことですが、「行ってみよう!」と思うお客様をより多く増やすことで、新台当日以外の日で「行ける日に行ってみよう」と思う方も生み出せます。
3.最大集客は、事情に合わせて『事前の取組みを増やす!』ことも大事
増税や水道光熱費、物価などの高騰も含めて、今年だけでなく近年は可処分所得が減っている傾向があります。
社会背景としては楽観的に考えられるものではありませんが、それでもコツコツと年3回の連休は自店に来てもらい、そこからリピートして頂くための施策を丁寧に実施し続けることが大切です。
事情に合わせてですが、特にスマート化が遅れている店舗においては『第1弾・第2弾』の仕掛けを提案しています。
ちなみに、お客様の遊技動機を喚起する機種や話題が無いタイミングでは、月毎にテーマを決めて第1弾~第3弾(第3弾が連休前施策になる)を月毎に行い、連休時の最大集客を目指します。
今年は、7月下旬に第1弾の仕掛けを組み、新台入替だけでなく中古も含めて『お店をどのように進化させるか』というメッセージと共に実施し、第2弾をお盆前の仕掛けで更に進化させるという組み立てを提案しています。
目的は、約半月くらいの期間で、「行けるタイミングで行ってみよう!」というお客様を事前に増やしておくことと、1円パチンコなどでは年金支給日以降の来店促進の意味もあります。
毎年のことですが、公務員の皆様の賞与は6月末で、民間企業は7月上旬から中旬の賞与となります。
娯楽は、お金と時間があるときに来店意欲が高まるものです。
今回の内容で重要なことは、集客したら必ずリピートしてもらうための施策も同時に準備しておくことです。
更には、台とお客様をつなげるための施策をライトユーザーや休眠ユーザーが久しぶりに来店したということを想定して丁寧に実施することです。
「スマスロなんてもう誰でも知っている」という方が居ましたが、それは違うとハッキリ言いました。
私たちは既存ユーザーだけでなく、それ以外の方々も対象にしているわけで、世の中には知らない人だらけと言ったほうがいいくらいです。(たまに友達と遊びに行く息子はスマスロをつい最近まで知らなかった)
何もしなければ、何もしない結果が生まれます。
厳しい時ほどコツコツと施策を積み重ね、価値を届けて台とつながってもらうことが大切です。