~その7~パチンコ【新台活用】は、どう考えるべきなのか?
お久しぶりです。<パチンコ担当>・TKCの髙橋です。
今回は、パチンコ【設定機の運用】について考察してみたいと思います。
とは言え、スペック分類が「混沌としている現状」を鑑みると、【甘デジ名】・【ライト系】・【ミドル系】の確率分類を軸として、今後の運用を考えてみましょう。
「今後の導入」に関しては、様々な見解はあるものの、基本的概念は『どう運用するのか?』では無く『どう活用するのか?』と言う思考になりますね。
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(1)【甘デジ系】の【活用】について最近の「適合型式の傾向」でも『リリース機種数が多い』のが、このスペック帯になります。ただ残念な事は『相変わらず、リユースコンテンツ(焼き直し)に偏っている』現状です。正直なところ「年末にはリリース予定」されている
【海ジャパン2~甘】以外の機種においては、リユース甘デジ系機種の【稼働貢献】においては、大きな期待をするのは難しい状況でもあります(汗)
【現状での「甘デジ系機種」の導入活用】を考えるならば・・・ ①:「旧規則機」の『中古価格が高い甘デジを撤去~転売』して「4パチ」に導入する。
②:「運用」は、『稼働よりも粗利を優先』順位として、稼働低下したら「1パチ」に移動(旧規則機撤去)する。
これが、今後必要なスキーム思考ですね。
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(2)4パチ【ライトミドル系】の設定運用についてリリース機種数も多く、そもそも『導入機種で迷う事も多い』かと思います。
この確率帯では、スペック分類をベースに考える事も必要です。大まかな分類としては【1種2種混合】、【突破型ST機】、【確変セブン機】の3分類です。
【現状での「ライトミドル系機種」の導入活用】を考えるならば・・・ ①:導入目的は、『コーナーの稼働維持となる』訳で、集客効果を考えても『それなりのコンテンツは必要』なケースが多くなる。
②:スペック分類での活用術は「3パターン」ある。
・・・出玉の「短時間瞬発力」と「高玉単価」を求めるなら【1種2種混合】
・・・高継続率スペックの「連チャン性」を求めるなら【突破型ST機】
・・・安定した「稼働維持」を求めるなら「時短回数多め」の【確変セブン機】
この思考を中心に、機種選択を心掛けたいところです。
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(3)4パチ【ミドル系】の設定運用についてリリース機種数は「保通協適合率」も低く、そうそう多くのリリースは望み難い現状です。「設定の有無」は意識せずに、最初から「1スペック運用」として考えておきたいところです。
<導入の目的>は、「店舗全体の稼働維持」であり、その為には「集客貢献力」の高い機種(コンテンツ)が必須で、願わくば【長期稼働の主軸機種】が求められます。
【現状での「ミドル系機種」の導入活用】を考えるならば・・・ ①:主軸機は『店舗側が育成する』となるケースも多く、粗利に関する計数管理では【玉粗利額】となる。(リミット稼働を維持できる玉粗利を見つける事)
②:仮に「設定付き」機種の導入となっても、『設定付きを謳わない』
③:今後1年間は、「中古CR機」の導入も併用したホール活性化が有効。
以上、
<4パチでの活用術>に関してまとめてみましたが、今は『1パチに新台導入はしない(新台予算を割かない)』と言う決断も必要です。
極論的には『2年後の1パチは、全部「4パチからの移設機種」となっている』と言う現実も、今から想定しておく必要があるかもしれません。
チェーン店舗部グループならば、【旗艦店4パチ(20スロ)への投資】が最優先であり、『低玉中心の店舗は「チェーン店移動」で我慢する』時期が、そう遠くないタイミングでやって来ます(涙)
新台の『何を買うか?』と精査する事も大事ですが、その新台を、店舗で、法人で『どう活用するか?』を考える事も必要なる「これからの時期」に突入します。