まず最初に･･･
タイトルの【８月の振り返り】と言うテーマで、現在のパチンコ状況を簡単に振り返ってみたいと思います。

思えば１年前の盆前「2021年８月」にリリースされた＜Ｐフィーバー機動戦士ガンダムユニコーンｂ＞と言う機種がある。
１年経った今も、相変わらずの『安定稼働となっている』と言う現状である。
そして、再三記している事に･･･
『新機種の評価は、「ユニコーンより上か下か？」と言う基準で考える事』･･･と言う事がある。

■さてその基準で、期間「15日～21日」の機種別稼働順位と確認してみるとする。
（１位）Re:ゼロ
（２位）エヴァ１５
（３位）からくりサーカス（8/7週）
（４位）真・怪獣王ゴジラ２（7/31週）
（５位）サラリーマン金太郎（7/31週）
（６位）激デジ真・牙狼（7/31週）
【７位】ガンダムユニコーン
（８位）スーパー海物語I沖縄５ＹＴＣ（7/18週）
（９位）真・一騎当千ＦＭ－Ｖ（7/3週）
（10位）ぱちんこＧＡＮＴＺ３Ｍ３（7/31週）

重要な事は、現在【７位のユニコーン】より上位稼働の（３位）～（６位）の４機種は･･･
どのタイミングで『ユニコーンより下回るのか？』（または『上位をキープできるのか？』）を意識した上で、今後の運用を検討・検証して頂きたいと思います。

但し、上記順位は「あくまでも全国平均」であって、本来は『各々の店舗において【ユニコーンよる上！】の機種が沢山ある！』事が、最も望ましい結果である。

■さて、８月を振り返ったところで、【１１月の新機種】をチェックしてみましょう。
【１１月６日週】リリースの新機種は、現在【８機種】が予定されています。
その内、ホールのメインとなる＜ミドルスペック＞は【４機種】。

・Ｐワンパンマン　Ｌ３－ＭＸ（ニューギン）
・Ｐモンキーターン超抜　ＺＤａ（エース電研）
・ＰＧＯＧＯマリン３　ＪＴＤ（サンスリー）
・Ｐ七つの大罪２　ＧＦＰＡ（銀座）

■ココで「最初の思考」となるのが、【コンテンツ】。
先ず注目すべきは【新コンテンツ】。新登場のコンテンツは「ワンパンマン」となり、それ以外は、旧知のコンテンツとなります。
ユーザーの行動として、『初モノはどれどれ･･･』と言う興味が加わり、結果として「初動の集客力」は向上します。
つまり、初動集客貢献としては、『旧コンテンツは後回し』になる可能性が高くなります。

■旧知のコンテンツには【過去機種の評価】が加わる事になる。
残るは＜３機種＞ですが、これについては各ホール様にてのユーザー評価が異なりますので、確変ホール様にて過去評価をされてみるもの一考かと思います。

■そして「次の思考」となるのが【スペック】。
キーポイントは、ＲＵＳＨの【突入率】と【継続率】ですね。

・Ｐワンパンマン･･･【突入＝52%】【実継続=81%】
・Ｐモンキーターン･･･【突入＝50%】【実継続=81%】
・ＰＧＯＧＯマリン･･･【突入＝50%】【実継続=97%】
・Ｐ七つの大罪･･･【突入＝77.7%】【実継続=77%】

現在の王道は「継続率＝80%（超）」となりますが、３機種は『クリアしている』と言えますが、「ＧＯＧＯマリン」に関しては、「いわゆる源さん超韋駄天系」ですので、実質的には【２機種】のみとなります。

■最後の「キーワード」は、【右打ち時のラウンド】です。
現在のユーザー支持が高い機種のスペックで、いわゆる【右打ち時・オール1,500個】と言うキーワードがあります。
それに該当するのが「ワンパンマン」と「モンキーターン」と言う事になります。

■【思考の順番】を考える。
基本的には･･･
（１）【集客貢献力】の強弱を推測する。
（２）【稼働貢献力】の期間を推測する。
新機種を選択し導入するにあたって、重要な事はこの【２点】になります。

先ずは＜お客様がホールに足を運んでくれる機種＞を優先としてピックアップ。
その中から＜稼働維持力が高い機種＞を選択します。

【新機種選択】をする上で「注意が必要」なのは･･･
「集客効果を重視する」機種と、「稼働維持を重視する」機種が、『それぞれ異なる場合がある』と言う事を承知しておく事です。
【遊技機の役割】と言いましょうか、その役割を明確にした上で、今後の＜機種選定の考え方＞の参考にして頂ければ幸いです。