~その165~ 【市場を活性化する1番店、市場を縮小させる1番店】の違いは?
こんにちは!リスペクトマインドの武内臣介です。
7月10日(日)は参議院選挙の投票日です。
たかが1票されど1票ということで、皆様の思いが何かを動かしていく力になると思います。(期日前投票も出来ます)
梅雨も早々に明けて(農家の水不足問題が心配です)、暑い日が例年よりも早く訪れましたが、夏はテンションが上がる季節でもあります。
外出は体調に気を配りながらになりますが、7月からお盆に向けて『お盆の最大集客』を目指した取り組みを充実させていくタイミングです。
そこで、年3回の連休で市場を活性化させるためにも、今回は【市場を活性化する1番店、市場を縮小させる1番店】の違いについて考察したいと思います。
市場への影響力が一番大きいので【1番店】としていますが、2番店以下のお店も市場縮小(市場ファンの減少)は意識して取組むべき大切な視点となります。
市場のお客様に適切な施策を実施するとき、とても参考になる考え方が2つあります。
◆プロダクトライフサイクル曲線・イノベーター理論
縦軸がイノベーター理論の顧客タイプで、横軸がプロダクトライフサイクル曲線の市場浸透プロセスになります。
○お客様のタイプによって施策を変える必要がある
商品(機種)を市場に浸透させるには各段階でどのような施策を行うかが重要で、市場に浸透させる(機種のファンを増やす)には、アーリーマジョリティ・レイトマジョリティの合計68%のお客様にアプローチを掛ける必要があります。
○ファンを離反させない取組みは、『好きな機種を作り続ける』こと
特に2番店以下のお店は、自店からの離反を回避する取組みが土台で、自店に居続けてもらうためにも、『自店の機種とのつながり』を作り続けることが大切です。
※2番店以下は、『既存のお客様がレパートリーを増やすための“機種浸透戦略”』が重要
★市場を活性化させる1番店の視点
1番店も既存のお客様への“機種浸透戦略”は行いますが、それと並行して、自店の1番店という影響力を活用して“市場創造戦略”という、ファン開拓視点が重要な役割となります。
1番店はシェアが1番ということは、お客様の人数が一番多いのですが、『市場を縮小させる1番店は、1番という地位に満足して自店からお客様を離反させている』ことがあります。
上記の図で言うなら、プロダクトライフサイクル曲線の図が縮小(市場縮小)させているものになります。(市場ライフサイクル曲線として捉える必要があります)
人口動態や外部環境の変化で、市場を開拓し創造することは簡単ではありませんが、市場を開拓する視点が離反回避とファン化促進の取組みにつながります。
是非とも!年3回の集客機会では「ちょっと行ってみようかな」というお客様の気持ちを喚起して、来店したら「また来よう!」と思える施策を準備し、市場を活性化させることにチャレンジして行きましょう!
新台でも中古でも、「面白そう!」「打ってみたい!」という気持ちを喚起する訴求で「行ってみようかな!」という来店動機は作れます。
★フダポスPS機種活用シート
更に、機種のポイントが店内で理解できることで、更に「打ってみよう!」という気持ちが喚起でき、そこから「好きかもしれない」という気持ちを生み出す可能性は高められます。
★フダポスPS大当りフローPOP
(フダポス会員の皆様は、ぜひチャレンジして下さいね!)