こんにちは！リスペクトマインドの武内臣介です。

ＧＷ以降の店舗戦略は既に決まっていると思いますが、今回のコラムでは『ＧＷ以降に行うべき大切なポイント』をお伝えします。
何をテーマに５月～７月の店舗営業を行い、次のお盆連休につなげるかが課題となります。

１年の暦の中で市場顧客数がどのように変化するかは、皆様それぞれの市場で傾向があると思います。
その傾向を踏まえて、≪リピート来店促進≫の強化をする、または１年を通した土台を作るのが５月～７月のテーマになります。（もちろん他にもテーマはありますが）

そこで、どのような≪リピート来店促進≫の方法を検討するかは、現状の環境や機種販売状況の背景も踏まえて考えていく必要があります。


【検討するために】

①ＧＷまでに『市場に新規で流入し、自店に来店して下さったお客様』に繰り返し来店してもらうには？（毎年の課題）
②梅雨の時期には来店意欲が低下するが、梅雨が明けたら「また行きたい」と思って頂く来店動機を作り続けるには？（毎年の課題）
③５月はＧＷ明けの新機種販売が中心の状況で、どのような中古入替の戦略を練るか？（現状の課題）
④６月も、もしかしたら後半の機種が薄い状況？も想定して（現状の課題）
※③④はスペックも踏まえて

基本的には、入替を活用してアクションを継続していくことになりますが、機種依存での入替は、『ファンがざわめくような話題性』という集客貢献力に依存することになります。
そのような機種が販売されなければリピート強化が出来ない状況になってしまいます。

新台の顧客吸引力（集客力）が低くても、「お店に行きたい」という気持ちを喚起する取組みが土台になっていれば、話題性のある新台導入の際は更に集客力もリピート来店もアップします。


【どんな来店動機を強化する？】

実は、新台の顧客吸引力が低いときは、『２番店以下のお店が稼働を上げるチャンス』でもあります。
もちろん１番店がシェアを持っている状況は変わりませんし、１番店は『既存のお客様が打ちたいと思っている機種を多く持っている』ので、話題性の機種が無くても機種によるリピート来店促進は通常から起こっています。
ただ、次から次へと話題性のある機種が出るときは２番店以下は更にキツイ状況なので、新台の吸引力が下がるときは、別の来店動機が相対的に勝っていればで来店促進が可能になります。


【今回、お勧めする５月～７月までの来店動機作り】

それは、≪お店が進化するストーリー≫を来店動機にしていくというものです。
既に実施しているネタとして、『新たなコーナー作り』を入替毎に発展させていくもので、私が繰り返しお伝えしているモノ視点とコト視点での表現によるコーナー作りを、３ヶ月なら１２回の入替（月の入替が２回の地域は６回の入替）で、ストーリーを作って「次の入替は何をやるのかな？」という興味関心を高める施策となります。
もちろん、複合的に来店促進のための集客の武器も活用していきますが、大きなストーリーとしては「次は何をやっているのか？」というものを、新台＆中古入替でのアクションに加えていく方法です。

コラムなので分かりにくい点も多々あるとは思いますし、どんなコーナー作り（これまでも実行しているお店は発展させる方法）か具体的な内容は書いていませんが、中古の入替でも来店動機を高める施策になるので、今からでも５月の取組みに加えてチャレンジすることで、新規ファンの方の来店促進にもつながります。
１番店がやってきたら・・・・（やられる前に！）




●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という３つのカリキュラムになります。
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