こんにちは！リスペクトマインドの武内臣介です。

今回は、ＧＷの取組みを、ＧＷ以降のリピート増とするための施策内容です。


ＧＷの集客施策での来店、休み中の久しぶりの来店など、長期連休のタイミングではコロナ休眠のお客様も含めて来店の可能性が高まります。

ＧＷは４月の市場流入顧客を獲得するためにも重要な連休ですが、『ＧＷ中に何をやるか』で、それ以降のリピート確率は上がりもすれば、下がることもあります。


そこで、フダポス会員の皆様には、是非ともＧＷ以降のリピート増を目指すために、“コーナープロモーション”の施策を充実させて頂ければと思います。


施策は、機種にあまり詳しくないライトユーザー視点で実施します。

『機種にあまり詳しくない』『久しぶりに遊びに来た』というお客様が、「面白い機種を見つけたからまた来よう！」となるための施策です。

この気持ちを作り出せなければ、ＧＷ以降のリピート増は見込めません。

この気持ちを作り出せれば、ＧＷ以前の稼働からＧＷ以降の稼働がアップしていきます。

皆様の商圏内では、是非とも皆様のお店に行けば『面白い機種が見つかってファンが増える』ことを目指して欲しいと思います。


そこで、実施する“コーナープロモーション”ですが、これは【モノ視点の表現＋コト視点の表現】でコーナーのプロモーションを行うものです。

ミドル・ライト・遊パチ・Ａタイプ・ＡＴ・・・・というのはモノ視点の表現になります。

機種名もモノ視点です。


コト視点の表現とは、≪お客様が遊技体験から得られるメリットとなる価値≫です。

例えば、スーパーのお肉売り場には、牛肉・豚肉・鶏肉・・・とあり、それぞれ部位が分かれています。

牛肉のロースというのはモノ視点です。

このモノ視点に加えて、≪疲れているご主人に今夜は焼肉！≫というコト視点の表現が加わるとき、実際に仕事でご主人が疲れていると思ったお客様は、「今日は焼肉にしようかな」と思う確率が高まります。


これをお店でやる場合は、

【ミドル（モノ視点の分類）＋１５００個８０％継続（モノ視点の特徴）＋今話題の機種（コト視点の価値）】と、『今話題の機種』という表現を加えます。

ライトミドルであれば、

【ライト（モノ視点の分類）＋短時間勝負（コト視点の価値）】コーナーという価値提案も出来ます。

スロットの場合は、類似傾向の機種を集めて、【目押し不要コーナー（コト視点の価値）】【どこからでもチャンスありオーナー】などのコト視点の価値提案が可能です。


ライトユーザーのお客様が来店した際、ミドルやライトというモノ視点の表現だけでは、自分の好みまで探せません。

『今話題の～』というコト視点の表現を見た時、「人気がある機種なんだ」という興味関心が高まります。

『短時間～』というコト視点の表現を見た時、「時間があまりないが一勝負できるかな」という興味関心が高まります。

実は、興味関心が高まる段階で、「打ってみようかな」という欲求喚起も為されます。


席に座って実際に打つ段階では、液晶が止まらないなどのスタートも好みの機種になるための要素になりますが、プロモーションとしてはこの段階で初めて台横の機種説明を見ることになります。

機種説明を見ながら、分からなかったものが少しずつ分かって楽しくなっていく流れです。


ちょっとしたコーナープロモーションが、リピート顧客を増やす施策になります。
まだ間に合うので、是非ともチャレンジして欲しいと思います。


ここ５～６年で、コト視点のプロモーションをホール様と工夫しながら実践してきましたが、既存機種にファンを再度つける手法としても成果が出ています。

最近では、この内容のみをサポートしているホール様もあるくらいなので、ぜひともＧＷ以降のリピート増を目指して下さいね。




●このコラムで書いている内容の土台となる考え方は、『パチンコホール専門のランチェスター戦略』『差別化価値を作るコト視点の価値づくり』『増客プロセス設計で現場力を高める』という３つのカリキュラムになります。
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