~その①~<TKC髙橋>のパチンコ【運用術】と【活用術】
いよいよ、GW10連休が近づいてまいりました。新台入替の準備は万全でしょうか?
本日は、【フダポスコラム第一回目】と言う事で、遊技機の
【運用術】と
【活用術】について整理してみましょう。
この2分類が出来ると、とても良い事があります。それが・・・
『遊技機の稼働寿命が延びる』と言う結果です。
■<運用術について>【運用術】とは、パチンコ機で言うならば、「スタートはいくつにする?」とか「設定とのバランスは?」とかの観点になります。つまり、『1つの遊技機に対して、
【「稼働」・「売上」・「粗利」の3つ】を構築するもの』と言う事になります。
この場合の思考は、
「店舗営業として」では無く、『1機種の遊技機に対して・・・』の考え方になり、無論、その為には、
【粗利益に対する概算シミュレーション】や、それを実現する為の
【ゲージ構成シミュレーション】は、
「絶対的な必須条件」となります。どちらかと言うと、
<机上での作業>が中心となる事になります。
でも、これを無視して、『この台はダメ機だなぁ』と言ってみても、その先は何も起こりませんね(涙)
■<活用術について>【活用術】とは、運用術とは異なり、
<稼働視点に特化>した概念になり、具値的思考であれば、「4パチはどうする?」とか「1パチコーナーはどうする?」とか、「パチンコとスロットの比率は?構成は?」等の
『店舗として』の考え方になります。
更に、『この島(コーナー)を、どう作り、どう見せるか?』または、『この機種と、この機種を並べる方が良いのか?離して設置した方が良いのか?』等々の
【全体像】と【バランス感】の演出にも繋がります。もしも、とある1機種が「4パチで稼働が低下してきた」際には、『1パチに移動させよう』と言うのも、【機種の活用術】の一つになります。どちらかと言うと、
<ホール内のイメージ論>が中心となります。
■「パチンコ」と「スロットの、【運用術】と【活用術】の違いについて結果的に、
【活用術】については、その考え方の基本は『そう多くは変わりありません』のでご安心ください。
しかし、こと
【運用術】に関しては、『パチンコとスロットは全く異なる』事となります。その理由は
【出玉率】に対して『パチンコ機には釘がある事』に因ります。
つまり、仮に「出玉率=100%」を狙う際、
スロットの場合は「【設定】を配分する」事だけなのですが、パチンコの場合は、出玉率を構成する部分が、
「盤面上に【スタート穴】・【他穴】・【アタッカー】・【電チュー】の4つ」があり、更にP機では【設定】まで加わりました。この5つの運用次第で
『同じ出玉率でも、ホール次第、または個人次第で、異なる運用術となる』訳です。このあたりが難しく、『統一的な運用論は無い』結果になります。
スロットは
【設定6段階の運用術】に対して、パチンコは
【通常ベース×甘ベース×設定の多彩な運用術】が求められます。
その【運用術】をアップして、更に【活用術】をアップすれば、『遊技機の稼働はグ~ンとアップする』事になります。それは、
<店舗営業の未来>を明るくする基礎となるでしょう。