~その93~Sアイドルマスターの設定運用を考察
皆さん、こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は、Sアイドルマスターの設定運用について考察してみたいと思います。
Sアイドルマスターミリオンライブ
(ビスティ)
2021年3月7日納品
販売台数:7.000台
《基本情報》
ビスティ初の低ベース6.1号機
擬似ボーナス搭載の純増可変&シナリオ管理型AT機
AT純増枚数:約0.3枚or約4.3枚
ベース:約38.8G
コイン単価:約2.9円(設定①)
天井
①ファン人数9999人獲得(約650G)→CZ
②CZスルー4回~9回失敗で上位CZ(擬似ボーナス以上確定)
③900G→上位CZ(擬似ボーナス以上確定)
TY:587枚(設定①)
MY:2.031枚(設定①)
レア役合算:1/37
減少区間なし
■擬似ボーナス:ミリオンチャンス
継続G数:13G
純増:約4.3枚
TY:約60枚
■AT:シアターフェスティバル
初期G数:50G+α
純増:約0.3枚or約4.3枚
■MB:アピールタイム
ベルナビ回数:3or5or7+α
獲得枚数:約20枚~約50枚
突入率:1/6or1/5or1/4
小役やミッションでATのG数を上乗せ
終了時にサポートアイドルのカードを獲得
カードレアリティが高いほど滞在G数が長くなります。
カードが5枚集まればMB当選時にBBに書き換え!!
■特殊MB(4種類)
MBの5回に1回突入!
出玉加速のチャンス!
MBの出現回数下一桁3回目と9回目は特殊MBに突入。
・ATのG数上乗せ
・ベルナビ回数ホールド
・BBを抽選
・平均上乗せ50G
■BB
ベルナビ回数10回or20回+α
獲得枚数:約80枚~約150枚
毎G保留を消化しながら全役でポイント獲得し、最終画面でランクが決定。
ランクに応じて報酬を獲得。
SSランクでAT BOOST 純増約4.3枚に変動!
MB13回達成時はユニットBBに突入。
開始時に20万pt獲得!?
MB13回×3チームでもAT BOOST 純増約4.3枚に!
《スペック》
初当り確率(擬似ボーナス&AT直撃合算)
設定①:1/310.0
設定②:1/211.6
設定③:1/281.2
設定④:1/244.3
設定⑤:1/221.1
設定⑥:1/196.6
出玉率
設定①:97.5 %
設定②:96.0 %
設定③:99.7 %
設定④:102.7%
設定⑤:105.5%
設定⑥:108.4%
◎セールスポイント
①市場規模・集客力においてNo.2メガコンテンツ(No.1はアイドルグループ嵐)
②革新的なゲーム性を搭載
・LIVE‐AT
・BOOSTシステム採用(純増可変型AT)
・6.1号機ならではの新しいゲーム性(押し順ナビ発生でチャンスアップ!)
③アイドルの誕生日年間51日+α
該当日は台本体の液晶画面とボイスにて誕生日メッセージを発信!→イベント集客効果促進
④6.1号機ならではの軽快スペック
・AT‐TY約587枚
・初当り約1/310
・ベース約38.8G
※数値はすべて設定①
・2.400枚完走トリガー搭載
⑤見えるシナリオ搭載!
高稼働要素を継承&進化。
▲懸念されるポイント
①通常時のゲーム性がCZを目指すフローでCZ突入への抽選が基本的に規定ポイント到達による“周期抽選タイプ”は不安要素で賛否両論アリ。
②設定②の各数値
初当り確率:1/212
出玉率:96.0%
平均TY:約328枚
コイン単価:約1.6円
設定②の初当り確率は設定⑥に次いで軽いのですが出玉率は設定①よりも低い96%でTYも最低の328枚であるのでプレイヤーの勝率は限りなくゼロに近いと想定されます。
★運用ポイント
設定②を遊技した場合、初当り確率が高設定に近いことから遊技初期段階では高設定かも!?と勘違いするプレイヤーは続出するでしょう!
しかし、ある程度打ち込めば出玉がショボイ点から設定②であることが徐々に判明する可能性もあります。
ホール側としたら出玉率96%で高稼働してくれればコイン単価が1.6円でもコイン粗利が高く推移するので有り難いでしょう。
要は設定②を多くのプレイヤーに長時間遊技してもらう為に設定運用をどうすれば良いかがポイントになります。
答えは簡単です。
設定②を投入する際は並行して設定⑥or設定⑤を投入すればカモフラージュ出来ますし、高設定が入っているお店として宣伝にも繋がります。
更に設定①③の投入を行うことで出玉バランスのメリハリが効いてくるので本機を活かすにはオール設定を駆使することが最も簡単で訴求できる設定運用方法となります。
その為には導入台数は複数台数が必要であると考えます。
バラエティーに1台でのベタ設定②の運用を否定はしませんが…
今までの常識を超えた運用が求められる時ではないでしょうか!?
コロナ禍の中、若年客層をターゲットにした機種の集客プロモーションが集客・稼働・粗利において現時点では最適な方法であると確信しています。